自由になりたければオプションを持て

メンタル

自由になれない理由は「選択肢がない」から

誰と会って、何を食べて、どんな仕事をして、どんな時間を過ごすのか。

これを全部自分で決められたら、きっと人生の満足度が上がりそうですよね。

でも実際、こういったことを自由に選択できない人がほとんどです。

学校に行けば、嫌なやつとも会わなければいけない。

会社にいけば嫌な上司がいつもいる。

今月の食費ではあのレストランには行けない。

取引先に頭下げるのなんてしたくないけど、仕事だからしょうがない。

残業せず帰りたいのに、他の従業員の目が気になって早く帰れない

多くの人がこういった状況を経験します。

しかし、こういう状況を変える方法もあるし、変えている人もいます。

その方法が、「オプションを持つ」ことです。

オプション(選択肢)を自分の中に持つ

自由に選択ができるようになるには、オプション(選択肢)を自分の中に持つ、という方法があります。

通う学校を選ぶ選択肢や、そもそも学校に行くか行かないかを選ぶオプション。

勤める会社を選ぶオプション。

使える予算の幅を増やすオプション。

周囲の顔色を伺わずに、自分の意思決定を優先させるというオプション。

こういったオプションを自分の中に持てば、より自由な選択ができるようになります。

学校から嫌いな奴がいなくなったり、上司の態度が変わったり、レストランが急に安くなったりと、自分ではない他者が変わってくれるのを願ったり待ったりするのは、期待値があまりにも低いので辞めるべきでしょう。

それができたら苦労はしない。しかし・・・

こんなことは、私がブログで書くまでもなく、多くの人は「そんなことは分かっているけど、それができたら苦労しない」と感じると思います。

ただ繰り返し述べたいのは、これは自分を変えれば実現できること、だということです。

自分を変えるのはとても大変です。人間は現状維持をするような強い本能的な力が働いています。

なので、実は自分を変えるのを難しくしているのが自分自身だということを知ることが重要です。

「文句を言う人」というテーマで以前記事を書きました。

これは現状の不満を他者のせいにするのが効率が悪いという旨の文章です。

今回も言いたいことは同じで、さらに踏み込んでいうと、文句を言うというのは自分で現状を変える努力をサボってるとも表現できます。

事例:なぜ親は、自分の子を教える先生の問題行為を学校に報告できないのか

学校教育では様々な問題が起きていると言われます。

一つに、悪質な教師が生徒を苦しめていることがあるそうです。

体罰や罵詈雑言、セクハラなど様々なケースがあると聞きます。

子供が被害にあっているのに、学校側にそれを報告できない親御さんもいるそうです。

それはなぜか?

先生が、「子供の内申書」という人質をとっているから、だというのです。

内申書に悪いことを書かれると、進学と将来の道を閉ざされてしまうと感じれば、子供のためを思う親は複雑な心境になるでしょう。

でも、これもオプションがあれば立ち向かうことができます。

「進学だけが価値」という一択ではなく、進学しなくても将来大きく羽ばたけるオプションがあれば、「内申書の人質」に臆することなく学校に抗議ができます。

『いい学校にいき、良い就職先につけば、将来が安泰』という昭和までの時代の社会のモデルは崩壊しています。

自分の心と行動一つで、オプションを持つ人が自由を掴み取れる時代となっています。

まとめ:オプションを用意してもらうのではなく、自分で作る

残念ながら、世界はあなたの思い通りにそうそう動いてはくれません。

それは、あなたが他人の思い通りに動くかと言えば、そうでもないからです。

そういった何十億という人々が暮らして、今の地球上の社会が形成されています。

自由になりたかったら、オプションを自分で生み出すしかありません。

他者に文句を言って自分を変えないという選択肢は、ラクですが、問題解決には遠いということを、我々一人一人が考えていかなければいけないと思っています。

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