DAWソフトが多すぎる
前回はこのような記事でDAWソフトを3つ比較しました。
ここ数年でパソコンの性能は上がり、価格もやすくなり、ネットもかなり普及しました。
それに伴って、コンピューターでの音楽制作(DTM)のホストアプリケーションとなるDAWソフトも大幅に普及してきたと感じています。
ただ、その数めっちゃ多いです・・・。
私もDTMを初めて以降、Cubaseをメインに使用しながら、様々なDAWソフトを比較検討してきました。
2020年ということで改めて、それらを一度横断的に比較してみようと思います。
今回はその第二弾です!!
DAWソフト比較part.2
1.Garageband

Macを買ったら入ってるソフトです。つまりソフト単体では0円です。
あとiPhone、iPadのアプリとしてもあります。
数年前は本当に、遊び程度の内容しかありませんでした。
しかし最近はアップデートを重ね、かなり本格的な作曲までできるようになっています。
一番嬉しいのは、すぐさま使える音色やループが既にインストールされているところです。
DAWはあくまでホストアプリケーションであって、インストゥルメントやエフェクトプラグインをどんどん買い足して行くような使い方をするものですが、Garagebandはそれ一本で割と完結してしまいます。
DTMを始める人で、Macを持っていたり買う予定の人には、とりあえずGaragebandをおすすめしています。
2.Logic Pro

こちらはMac専用のソフトで、APPストアから買います。
一昔前までは、『音楽やるならWindowsよりMac』が通説でした。
現在もMacの方がシェアは多いようですが、プロアマ問わずWindowsを使う人もだいぶ増えてきました。
なので、昨今のDAWソフトはほとんどMacでもWindowsでも動くものが多いです。
LogicはMac専用なのですが、Garagebandと操作が近いというところから、Macを買ってGaragebandでDTMを始めた人が、次に買うものとしてオススメできます。
私は使ったことがないのでわかりませんが、プロアマ問わず愛用者が多いので、いいソフトなんだと思います。
あと導入コストが安いのも特徴です。
既に他のDAWに慣れている人が乗り換えるメリットは少ないと思いますが、これからDAW選びをする人にとって、初期費用を抑えられるメリットも大きいのではないでしょうか?
「Windowsなんて絶対使わないから!」くらいに思ってる人は特にオススメだと思います。
3.Cakewalk by BandLab

以前、国産のDAWとして、ローランド社がSONARを販売していました。
Mac専用のLogicに対し、Windows専用のDAWということで、Windowsユーザーの多い国内で一定のシェアをもっていました。
数年前にそれが事業として終了し、代わりに同じシステムをBandLabという会社が引き継いで無料のDAWとして生まれ変わっています。
無料でかなり機能が多く、私も実験的に数回使ったことがありますが、ちょっとUIがややこしい・・・。
さらに付属音源も心許ないため、プラグインの追加は必須でしょう。
無料にこだわる人は、VSTのプラグインも無料のものなど多いので、そういうのを探して使っていくのもありだと思いますが、初心者だったらなかなかハードルが高いと思います。
DTMをやっててあるあるだと思うのが、「ソフトウェアを探したり、使い方を学んでいるうちに時間がすぎて、曲作りが全然進まない」という現象かと思います。
私も散々それで時間を無駄にしてきたなぁ、という反省があるので、「シンプルさ」というのもDAW選びの基準として大事ではないでしょうか?無料にこだわるよりも、少しでも最初にお金をかけたほうが、余計な時間を食わなくて済む・・・なんてケースもあります。
まとめ
今回はOSに依存するDAWをピックアップしました!
昨今ではMac、Win両対応のDAWが多いですが、それぞれの互換性を保つのはなかなか難しいものです。
OSが決まっているDAWというのは不自由な分、安定性の期待値は高いというメリットもあります!
この記事もご参考になれば幸いです!
あなたのDTMライフに幸あれ!
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