読書で挫折するとヘコむ
私たちは多かれ少なかれ読書をします。
読書がいいこと、なんてのは色んな人から言われてきましたが、あなた継続的に読書をしたりできていますか?
逆に、難しい本に当たって読むのを『諦めて』しまったりしていませんか?
『積ん読』状態になった本って、嫌ですよね。
せっかく買ったのに、途中までしか読んでいないのは勿体ない気がします。
食べ放題バイキングで二皿くらいしか食ってない状態の感じです。
そのうち、いつの間にかそんなことも忘れて、本は棚の奥にしまい込み、自分の中でなかったことにしようとしてしまいます。
なぜ読書で挫折するのか
それは、本は
【必ず全て読んで内容を理解するもの】
という固定観念が原因です。
これってよくよく考えてみれば当たり前の話で、
例えば大好きな漫画だったら、一冊分を一言一句読んで把握するのなんて容易いですよね?
逆に字ばっかり、内容も複雑な漫画は読み終わるのすらツライと思います。
文学作品やビジネス書なども同じで、読みやすいものはスラスラ読めてしまいますが、書き方が回りくどいとか、書いてる内容が難しいとかだと読むのが結構シンドイものです。
そういった本を、【全て読んで内容を理解しなければならない】と思っていると、読み進めるのがしんどくなって中断してしまったら、挫折と感じてしまいます。
読書で挫折しないためには、『本を評価する』
本との関係性は、読む人と本の掛け合わせの数だけあります。
私にとって最高な本でも、あなたにとってはそんなに面白くないかもしれない。
逆もまた然りです。
アマゾンのレビューをみればわかります。
話題の本は高評価もあれば、低評価のコメントもあって当然です。
人それぞれ、感じ方が違うので、必ずそうなります。
なので、大事なのは、
あなたがその本をどう評価するか
だということになります。
「ちょっとこの内容は私には難しすぎるな」
「私が欲しいレベルで書いてくれている!いい本だ!」
「文体が堅苦しくて読みづらい。もっと語りかけるようなのだといいのに」
「文体がくだけすぎている。余計な表現が多いので内容が頭に入ってきづらい」
こんな感じで、本に対してガンガン評価をつけていきましょう。
アマゾンで平均4.8でも、自分が1と思えば、その本はあなたにとって評価1の本です。
そんな本に当たったら、読まない、もしくは「流し読み」くらいで大丈夫です。
なんなら、目次を眺めて、「はじめに」と「あとがき」を読むくらいでも構わないです。
10割の理解が得られなくても、それだけで本で書かれていることの何割かは自分の知識として吸収できます(前半数十ページで挫折したら、もっと得られるものが少ないので勿体無いですね)
まとめ:あなたと本で一対一で向き合いましょう。
「読まなきゃいけない」「みんなが良いと言っている」
そういった固定観念は、まず一切無視です。
あなたがその本をどう思うか。
良い本だと思ったら自然と読み耽っているものです。
イマイチなら、「全部読まなきゃ」と思わず、流し読みとかでちょっと距離を起きましょう。
これって対人関係と似ていますよね。
本は、著者の分身だとも言えます。
その本の著者と、あなたとの人間関係だと捉えて、ぜひ、対等な関係を築いてください。
素敵な読書ライフを!!
コメント