音楽で副業することの現実性

kariuta 副業

空前の副業ブーム

以前のこちらの記事でも書きましたが、今はどこかの企業に所属してそこからの収入に頼るのはリスクです。年功序列制度の崩壊、年金制度の崩壊はもはや誰も隠し通すことができなくなっています。

『世はまさに、大副業時代・・・!!』

今回の記事では、音楽以外で主たる職についている人が、音楽で副業をすることの可能性、現実性について考察していきます。

ポイント1:あなたは顔出しできますか?

このご時世、副業禁止というのはもう時代遅れと言わざるを得ないのですが、それでも職場では自分の音楽活動について知られたくない、という方も多いのではないでしょうか。

今の時代、ネットを使わずに稼ぎをするのが難しいくらい、インターネットを使うことが前提となっています。そこで自分の顔を晒すことができるか?ここが副業をする上で、大きな分かれ目になると思います。

ポイント2:あなたはどんなスキルを持っていますか?

音楽で収入を得る以上、何かのスキルを使って対価を得る必要があります。

ピアノが弾ける、歌が歌える、作曲ができる、などなど。

ここで注意したいのは、副業としてのスキルは上手さだけではない、という点です。

例えば、それほど上手に歌が歌えなくても、その人のキャラクターや熱い想いとかに共感する人が多ければ、ライブなどで人を集めて収益をあげられるかもしれません。

また別途詳しく解説したいと思いますが、スキルを持っていること、それをお金に繋げることの両面で考えると、なんのスキルが役に立つか、考えることができます。

ポイント3:あなたは副業にどれだけの時間を使えますか?

副業となると、本業以外の生活時間を割いて活動することになります。

多くの場合、それは限られた時間になると思います。

例えば、サラーリマンをやっている人が、夜や土日に飲食店や作業系のバイトをしたとしても、副業の定義には当てはまります。がしかし、それは時間を賃金に変えているだけなので、多くの場合収入が頭打ちになるし、体力も削られていきます。

音楽も同様で、自分の時間をどれだけ使えるかはすごく重要です。

例をあげると、平日の日中は会社勤めをしていて、副業でピアノのレッスンをするとします。

1レッスン1コマ1時間で4000円という料金設定の場合、週に何コマ時間を作れるか考えます。

平日は夜に1〜2コマが限界でしょう。

土日祝は6~8コマがやっとではないでしょうか。

月:1 火:休み 水:2 木:1 金:1 土:8 日:4

こんなペースでも結構時間を取られます。本業以外の割と自由な時間をフルに使っていますね。これで週合計18コマ、7万2千円の稼ぎになります。

1ヶ月換算だと、4週分で28万8千円。額としてはなかなかですが、これをずっと続けていくのはなかなかシンドイですよね。コマ数を減らして単価をあげるとか、オリジナルの教材を販売するとか、なんらかの次の展開を考えていかないと苦しくなっていきます。

まとめ:ご自身の状況を今一度確認し、戦略を立てて、実行する

副業というテーマの中で、音楽というジャンルはあまりメジャーじゃないかもしれません。ですが、音楽が好きでそれを稼ぎにしたい、という方は多いと思います。簡単ではありませんが、具体的に考えてみると、出来そうなことの可能性が見えてくるのではないでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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