”一発芸”は本当に嫌だった
今も一発芸をやらせる団体って結構あるんでしょうか?私の学生時代の部活動では節目節目の飲み会でそれをやらせる風習がありました。
そりゃぁもう、嫌でした。
右も左も分からない一年生は、先輩たちのプレッシャーにまず逆らうことはできません。
スベる恐怖と戦い、日々部活の練習と準備片付けで疲弊している中、先輩たちを笑わす芸を考えなければいけません。
生粋の芸人肌でもない限り、大抵の人にとっては嫌なことなはずです。
しかし、この悪しき伝統に似たようなことは今でも起こる
何かを考えつかなければいけない、でも締め切りがある。
こんな状況、シチュエーションが違うだけで、今実際に起きています。
作詞、作曲、編曲、ギターアレンジなど、クリエィティブな作業は『発想力』の勝負です。
しかも、立場上いつまでも時間をかけるわけにはいきません。
私たちには、締め切りがあります。
限られた時間の中で、「思いつきませんでした・・・」は、言い訳にならないのです。
一発芸が迫る時、何度も「いや、そんなの出てきませんし・・・」って思いました。
でも捻り出しました。
スベりました。
でも、それだけなんですよね。
今私がいる世界、ある意味スベったら見向きもされなくなります。
なので必死に『ネタ』を考えます。
もちろん好きだからやっているんですが、苦しい時は必ずあります。
そんな時に、体育会時代の一発芸のことも思い出し、「嫌なことだったけど、今考えればそれも捉えようだな・・・」と振り返ることができます。
パワハラとか、年功序列とかは時代遅れだけど、発想力は重要
物事には色々な側面があります。
体育会系の罰ゲーム的な一発芸は、それはやはりパワハラ、年功序列な考え方は時代遅れです。
しかし、発想力というのはいつの時代でも必要です。
特にこれからAIの時代になると、機械にできない、人間らしい仕事の価値が高まります。
人間らしい仕事の価値、というのも色々あります。
そこで一つ、機械じゃ絶対に思いつかないような、
人ならではの「バカ」を見せつけてやろうじゃないですか。
もしかしたら、そんな「バカ」が希少価値になる時代が、すぐそこにやってきているのかもしれません。
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