音楽の教則本、買ってますか?
ミュージシャンは、人生の多くの時間を練習に捧げます。
自分の楽器や歌を、どのように練習したら上達するのか?
書店やアマゾンを覗けば、星の数ほど教則本があり、何かしらを買った経験があると思います。
どんな教則本でも、『やってはいけないNGな使い方』があります。これをやってしまうと、せっかく買った本の恩恵を十分に受けられません。ワースト5で早速ご説明します!
NGな教則本の使い方ワースト5
5.短期間で身に付けようとする
速弾きの本を買う⇒今は速弾きができないから、できるようになりたい
それが1日2日でできるようにならないから困っているんです。
一週間で見開き1ページ、半年で一冊くらいのペースで見積もっておいた方がいいです。
4.無計画にやる
これは5と関連していますが、「がんばって全部やろう」とか「やりたいときにやろう」というのがヤバいです。買って数日は熱心にフレーズを弾きまくりますが、数日後には気付いたら本棚の奥でホコリ被ってしまいます。ものにするなら毎日少しずつでも続けるべきです。そして、ゴールが見えないと続けるのがしんどいので、いつ頃までに一周できるか、計画をたてることが大切です。
3.全部完璧にやろうとする
1フレーズ目から、難しい!お手本のように弾けない!進まない!
ゆっくりやることを推奨しますが、進まないのはもっと問題です。ざっと弾いて5割くらいできたら次いきましょう。
2.書き込みを全くせずに綺麗に使う
あとで売ろうとか考えて綺麗に使うのはよくありません。
書き込み、折り目、つけまくりましょう。
ボロボロになるまで使いこんで血肉にしましょう。
(転売したって二束三文にしかならないので、内容をしっかり身に着けないほうが勿体ないです)
1.買って満足する
気付けば本棚には、未消化の教則本の山・・・。
数千円出して買えるのは、”ただの印刷物”だとうことを忘れないようにするべきでしょう。技術は、お金を出しただけでは手に入りません。買ってからがスタートです。次から次へと魅力的なタイトルの教則本に目移りするのではなく、選んだ本とまずは真剣に向き合いましょう。
3年後、確実にジャズ・ギターが弾ける練習法 (模範演奏CD付) (リットーミュージック・ムック)
おまけ:オススメな教則本との向き合い方
これは裏ワザ的な方法ですが、その本の著者と対話しながら読みすすめる、というのも理科を深める有効な手段です。
・あなた(著者)が得意なフレーズは?ジャンルは?なんなんですか?
・あなた(著者)の使う言い回しが、ちょっとよくわかんないっす!調べる時間もらっていいっすか?グルーヴグルーヴって、一体なんなんですか!?
・あ、この部分の説明、手を抜いてますよね?じゃあこの本では深追いしないことにしますわ!(別の本で教わりますわ〜♬)
こんな要領で、せっかく買った教則本を有効活用して、素晴らしい音楽ライフをお過ごしください!!
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