テクノロジーの進歩による弊害と我々人類の取るべき戦略について

話題

今の時代に起こりがちなこと

とある農耕民族の村がありました。

隣村の人々は、狩猟民族で、狩をしています。

ある日、狩猟民族の使う弓矢が、農耕民族でも簡単に手に入るようになりました。

「あれ、弓矢あるから、鹿を狩れんじゃない?」
「なんか向こうの村の人たちこれで鹿捕まえて肉食ってるよね?!」
「え、俺らでもできそうじゃね?この弓矢なら!やっちゃおうぜ!」



「・・・うわ、ぜんッゼンとばねー!!」
「なんだこれ、むず!?あいつらと同じやつ使ってるよね?」
「弓矢って無理ゲーじゃね?意味わかんねー!」

田植えや畑で農作物をっていた彼らは、狩猟民族たちの使う弓矢を手に入れても、それを上手に扱えず、結局、狩は成功しませんでした。

と、いうようなことが

現代でも起きています。

「プロも使っている映像編集ソフトが、年間39,800円!使わなければ解約OK!」

「このプラグインを使えば、プロクオリティのマスタリングが誰でも簡単にできます!ブラックフライデー特別セールでなんと19,800円!」

映像編集、サウンドエンジニアリング、その他にも様々な専門職とスキルがあります。

それを生み出す道具が、技術の進歩によりとても安価に、一般ユーザーの手にも渡るようになりました。

でも、それをプロのように使いこなせる人は多くはありません。

『道具』は簡単に手に入っても、『技能』の習得は時間がかかる

ここは誰もがわかっているはずですが、それでもついつい軽視してしまいがちです。

道具は、お金さえ払えば、簡単に手に入ります。

でも技能を得るには、やはりお金と、何より長い時間をかける必要があります。

時間割引率という考え方があって、人はそもそも先のことを考えて長く取り組むことが苦手です。

「すぐ手に入る!」

に弱い脳として作られています。

そのことを忘れないようにしなければいけません。

【一歩踏み込んで未来予想】技能さえテクノロジーがカバーしてしまう時代に備えて

AIだVRだ5Gだなんだと、世間が騒がしくなってる昨今、テクノロジーは確実に、急速に進歩しています。

映像編集も、音楽制作も、そのほか色々な職人スキルが機械によって賄われる時が近づいているようです。

現時点で専門性を身につけてきた人にとっては耳の痛い話かもしれませんが、歴史を振り返ればその流れは確かなものだと理解できます。

18世紀に産業革命が起こるまで、布製品は手作業でやっていました。

20世紀初頭にモータリゼーションが進むと、それまで馬車に関わる仕事で生計を立てていた人たちは、仕事がなくなり困ったそうです。

今後はどうなるのでしょう?

テクノロジーに負けない専門性を探すのか。

テクノロジーを使いこなす、新たな専門性を身に付けるのか。

重要なのは、

「人々が何を求めるのか」
「テクノロジーには何ができるのか」

を、探し続けることではないでしょうか。

テクノロジーが人を幸せにするのではなく、

私たち一人一人が、テクノロジーを使って幸せになる。

私はそんな未来を目指していきたいです。

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