【ブラックフライデーに向けて】プラグイン選びのヒント

DTM

DTM関連がやたらと盛り上がる期間

今年も11月に入り、いよいよ年末が近づいてきました。

この時期になるとDTM界隈で盛り上がるのが、11月末のブラックフライデーの話題です。普段から高額なソフトウェア音源やエフェクトに金をつぎ込む紳士淑女の皆さんが、欲しかったあのソフト、気になるあのソフトをお得にゲットできるチャンス!と鼻息を荒くしている頃かと思います。

ネットやツイッターを日々徘徊し、たった数桁のアクティベーション・コードのために万単位のお金をつぎ込む特殊な人種のワタシたちには、私達なりの願いと現実が折り重なって、この時期を迎えます。そんな同志たちに向けて、私も過去さんざんソフトを買ってきましたので、今一度改めて「プラグイン選び」について考えてみたいと思います。

何を買うか、何を見送るか。

DTMを長くやっていると、様々な音源やエフェクトの存在を知り、それを使ってより一層自分の楽曲に磨きをかけたいと思うものです。

しかし、そういったサードパーティ製の音源は、どれもそう安安と買える金額ではないし、一般的に質の高いものほど高額になっていく傾向にあります。

しかも、音楽はいろんな楽器や音色のアンサンブルとして成立するので、どれか一つを買えばおしまい!ということは滅多にありません。ロックを作るならいいドラムに良いベースにいいギター、ダンスミュージックならいいシンセ、ポップスならブラスやストリングスなど、用途に応じて専用のソフトがたくさん必要です。

欲しい物をすべて買える予算がある人は別として、限られた予算でやりくりしなければいけないとき、何を基準に買うソフトを選べばいいんでしょうか?

これは、自分の制作環境がどの程度(機材やソフト的に)充実しているか、また自分のスキルがどの程度か、ということが前提になると思います。そして、自分が制作する楽曲の方向性や目的を定めることによって、今必要なソフトが絞られてきます。

自分の今の状況を見直すチャンス

例えば、バンドサウンドの曲を作りたいのに、ドラム音源が不足しているならば、真っ先にドラムを買うべきでしょう。なぜならば、バンドの楽曲において、ドラムが何よりも音量が大きく、重要なパートだからです。

自分がどんな曲を作りたいか。いろいろなアイデアがある中でも、タイミングによってある程度それを絞っていくことは必要でしょう。そして、作りたい曲のために、いまの自分の環境やスキルと照らし合わせて情報収集していくと、なんとなく「手に入れるべきソフト」のイメージが絞れてくると思います。

そのあとは、各社のデモやYouTubeの解説動画などを見て、おおよその見当をつけ、これだと言うタイミングで買うのみです。

ただ、プラグイン全般に言えることとして、買って使ってみたら思ってたのと違った、ということはよくあることです。私も何度も期待を裏切られたことがあります。こればっかりは経験値だと思うので、ある程度うまくいかないことも織り込み済みで、覚悟を決めてポチっていくと、健全な精神状態で創作に取り組み続けられると思います。

まとめ

ブラックフライデーは、私達の欲望を喚起し、財布の紐を緩くする期間です。欲しかったものがお得にゲットできてラッキー!となるか、散財したのにそれほど使えなかった・・・となるか、私達はいまいちど冷静になって、「自分の創作活動」という軸からブレないように気をつけなければいけないと思います。みなさまが素敵な買い物をして、楽しいDTMライフを過ごせることを願っております。

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