無駄な悩みを減らす3つのアプローチ

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「我思う故に我あり」

「人は考える葦である」

かつての哲学者は人の存在について、このように看破しています。

誰だって考えて、悩むし、悩むからこそ私達は人なのだと。

でも考えるっていうのは大変だし、悩むのも苦しいことです。

できることなら、自分にとって大切なことだけを考え、悩みぬいて物事を決めたいものです。

今回は「無駄な悩み」を減らして、自分が悩んで考えるべきことに集中するためのアプローチを、3つご紹介します。

#1 悩む対象を減らす

朝起きてから、何を食べるか、どの服を着るか、どのテレビをみるか、通勤通学中は何をしようか。スマホゲーム?YouTube?ニュースサイト?電子書籍?・・・・なんて考え始めたら、たった一日でも選択肢は膨大にあります。いつも決まっていることは、予めやることを決めておいたりするのも手です。ミニマリストが衣類をシンプルに最小限にするのは極めて合理的だと思います。

また、悩む必要のないことを悩まないのも大切です。テレビやニュースサイトやSNSのタイムラインで流れてくる情報は私達の気をひきますが、それについて自分が考えたり意見をもったりする必要があるのは、果たしてどれだけの出来事でしょう?悩んでも無駄、と思うことは思い切ってスルーすることもまた大切です。

#2 悩む期間を決める

悩む時間は、頭のパワーを使います。

このリソースを使う作業も、なるべく短くするように心がけるべきです。

まず基準として、判断は「秒で決める」というのがオススメです。飲食店のメニュー選びとか、友達の誘いに乗るか断るかとか、そういった些細なことは即断即決すると、かなりの時間の節約になります。

しかし、間違った判断が後に大きな影響を及ぼしかねない問題だってあります。進学や就職や結婚、大きな金額の買い物などです。これはさすがに「秒で決める」のは危ないので、臨時的に「悩む期間を決める」のが有効です。自分で、その問題について悩んで判断をくだす期限を設定します。その自分との約束を守ることができれば、不必要に悩み続けなくて済むようになります。

#3 「集合知」を使う

「集合知」という言葉の厳密な意味とは違うのかもしれませんが、要は「一人で悩まない」ということです。

これは、誰か特定の人に相談することもアリだし、本やネットなどすでに多くの人によって議論され答えが出たことを探すの方法もアリです。人生の先輩は世の中に沢山いるので、自分が向き合っている問題をすでに解決した人だって大勢います。これは「車輪の再発明」をしない、とも言い換えられます。

一点気をつけたいのは、「判断を他人に委ねない」ようにすることです。相談した相手が言うことを思考停止して鵜呑みにしたり、本やネットに書いてあることをそっくりそのまま信用することも危険です。あくまでそれらは情報として自分の中に一旦取り込み、自分の価値観を基準に選択肢を決めるようなスタンスが重要です。

まとめ

人の悩みは千差万別で、それは生きている限り続くことだと思いますが、いくつかの戦略を自分の中に持っていれば、自分の悩みと上手に付き合っていけると思います。このブログも、あなたの何かの悩みについて、有益な情報となってもらえるのなら幸いです。

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