サクッと聴けて、超キャッチー
私は小室哲哉とヴァン・ヘイレンを聴いて育ってきた人間です。中学でエレキギターを手にし、大学生まで独学でバンドの曲やアニソンを耳コピしながら音楽を学んできました。クラシックってお上品でなかなか近づきにくい感じがします。それでも、音楽家である以上、クラシックも勉強しようと思って色々聞いてたら「これは凄い!しかも意外と聴きやすい!」という曲も多いことを発見しました。
クラシックにお詳しい方にとっては常識かもしれません。しかしクラシックは全然知らないけど、挑戦してみたいという方へ、今回は「サクッと聞けて、超キャッチー」なクラシックピアノの曲を3曲ご紹介します。
ラ・カンパネラ(リスト)
これはもう、美しくかっこいい、華やかなクラシックの醍醐味が凝縮されたような曲だと思います。見てわかる通り、ハチャメチャに指が動く超絶技巧の超難関曲ですが、テクいだけではなく耽美的であるのも素晴らしい。これを聴いていると、否応なしに曲に惹き込まれてしまいます。ピアノという楽器のポテンシャルを最大限に活かしている感じ、そして作曲者リスト自身がカリスマ的アイドル的天才ピアニストだったというエピソードも踏まえ、厨ニ心をくすぐる名曲です。
ピアノ・ソナタ 第16番 K.545 ハ長調(モーツァルト)
クラシックピアノの曲の頂点だと勝手に思っています。そんなたくさんの曲を知っているわけではないのですが、これはシンプルさと美しさで完成された美であるように思います。導入部分だけでもちょっと弾けるかな?弾いてみたいな?と思わせるのもまた、曲の魅力の一つではないでしょうか。
ハンガリー舞曲 第5番(ブラームス)
これはテレビとかでもよく使われる曲です。私は以前まで「ちょっと聴いたことあるけど曲名知らない」状態でした。哀愁を帯びつつも、どこかコミカルでキャッチーなメロディは一度聴いたら忘れられません。導入部分のシンプルで無駄の無い構成、盛り上がる部分の対比が見事です。
まとめ
クラシックの名曲なんてめちゃくちゃたくさんあります。今回は私の独断と偏見で3曲に絞ってご紹介しました。本当にサクッと聴けて、すごく感動できる曲だと思います。ぜひ聴いてみてください!
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