なんかヘンなコードがたまに出てくる・・・?
ギターのコード弾きで、最初はCやAmなどのオープンコードが押さえられるようになったら、最初の関門はやはりFでしょう。それから、B♭などのバレーコードも一通り押さえられるようになれば、弾けるコードの幅がグンと広くなります。
そんな状態で、お気に入りの曲のコード譜をググって見てみると、まぁ、パット見いけそうだなぁ・・・って言って弾いてったら・・・「Eaug」とか「CmM7」とか、見慣れないの、出てきます。
この記事では、そんな「見慣れない」コードが出てきたときの対処法をご消化しいます。
対処法:うまく端折る
結論として、見慣れないコードが出てきたときの対処法は、「うまく端折る」です。
これはどういうことかと言うと、生真面目に指示通りのコードをちゃんと全部弾かなくてもOK、ということになります。
どうやってはしょる?
とは言っても、ある程度の知識がないと端折ることもできませんので、そこは勉強が必要です。
例えば、aug(オーギュメント)コードは、ルート、3度、増5度で構成される3和音です。これを知っておけば、その中の2音だけ弾く、という端折り方が思いつきます。例えばCaugなら、ルートと3度を拾ってドとミだけ鳴らしたり、ルートと増5度だけ拾ってドとソ♯だけ鳴らしたりする方法があります。弾いてみて、曲全体の流れでしっくり来ればOKです。
他にも、♭9や♯11などのテンションも、必ずすべて弾かなければいけないというわけではありません。もちろん、その音を出さないと曲の雰囲気が出ない、という場合もありますが、無理にその音を出すよりも、演奏全体として自然にリズムよく繋がることのほうがよほど重要です。
そういった意味で、「支持されているコードの構成音は全て弾かなければならない」という認識を外せば、ある程度のコードの知識で端折ることが可能です。
見慣れないコードも練習が大切
とはいえ、ずっとそんな「対処」を続けていては、自分の演奏の幅が狭くなってしまいます。
コードの理解が進んだら、少しずつ慣れないコードも押弦を練習していき、曲の中でスムーズに弾けるようにしていくことが大切です。曲を練習していて、慣れないコードがでてきたら、「ラッキー!これは新しいコードを身につけるチャンスだ!まぁいまは演奏の繋がりを重視して端折るけどねっ」って感じに捉えておくのがオススメです。
まとめ
ギターのコード弾きになれてきたら、いろいろな曲が弾けるようになります。
しかし、見慣れないコードが出てくると、そこで生真面目にそのコードを弾こうとしてつっかえてしまうことがあります。まずは、一時的な対処としてコードを端折って弾いてしまって大丈夫です。そして、徐々にそのコードも曲のなかでスムーズに弾けるように練習していくと、やがて自分の演奏の幅がもっと広がっていきます。
お読みいただきありがとうございました。あなたの楽しいギターライフを応援しています!
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