立神あおい
「キラキラ☆プリキュアアラモード」に登場するキュアジェラートこと「立神あおい」ちゃんは、ロックバンドでギターボーカルを務めています。
515日目。令嬢歌姫。 pic.twitter.com/LVQIeKJJ7q
— itaoka (@Itaoka1) August 25, 2021
作中では、キレイな空色のギターを弾いていますが、あれがどんな種類のギターなのか考察します。
#キラキラプリキュアアラモード#キュアジェラート#立神あおい #あおちゃん
— 🌠ほづき (@hozuki44214) August 27, 2019
8月26日。今日はプリアラの🦁
ワイルドアジュールのボーカルギター
キュアジェラート/立神あおいの
誕生日でしたね😊
おめでとー🎉🎉🎉🎁🎂 pic.twitter.com/yIHbrsS1CD
テレキャスタータイプ
あおちゃんのギターは「テレキャスター」タイプと呼ばれるギターの種類だと思われます。
シングルカッタウェイのボディシェイプ、メイプルネック、ヘッドの形状、フロントのリップスティック型ピックアップに、リアの斜め付けされたシングルコイルピックアップ、独特なブリッジ形状、トーンコントロールから間違いないでしょう。

FENDER ( フェンダー ) / American Original ‘50s Telecaster Butterscotch Blonde
カラーリングはオリジナル?
色に関して、ボディは全面空色で、中心部には黄色い大きな星型のマークが入っています。またブリッジの隣にはその少し小さいサイズの星型のマークもあります。市販のテレキャスター・タイプでこのようなデザインのものはおそらく出回っていないので、特注もしくは自分で塗装したものと思われます。
ブリッジは「お皿型」←これ重要
じつはテレキャスターモデルを論じる上で慎重にならなければいけないのが、ブリッジの形状です。
歴史的には、フェンダー社というギターメーカーが「テレキャスター」という名前で1950年に発売したものが最初で、以来多くのギタリストに使用されてスタンダードなモデルとしての地位を確立しました。そこからフェンダー社は様々なモデルを制作し続けていまし、他のメーカーも「テレキャスター・タイプ」として同じような形状のギターを製作、販売しています。
そのテレキャスターは、初期のもののブリッジ(ボディに弦を固定する金属パーツ)の形状が「お皿になっている」ものが有名です。ただ、これは演奏するときのコントロールに支障をきたしたり、ギターの調整において不利な点があることから、近年では一般的にはあまり好まれる形状ではありません。よって、テレキャスターモデルでも「お皿ではない」ブリッジを使うモデルが多く出回っています。
しかしこれを良しとしない思想を持つ人達もいます。彼らの先頭に立って「テレキャスター原理主義」を体現する「テレキャスター警察」さえネットには存在し、「元祖テレキャスター」の特徴を唯一絶対のものとする過激な思想を展開しています。

「お皿ではない6連ブリッジ」を摘発するのは、正直やりすぎです。初心者でも手を出しやすい廉価モデルのテレキャスターはだいたい6連ブリッジです。女子に大人気のテレキャスは、ぜひ多くの人に間口を広げてあげたいものです。
しかし!あおちゃんは!
なんと3連お皿ブリッジのテレキャスターを使用しています!取締対策なのか、ビンテージ志向なのかわかりませんが、演奏性やメンテナンス性を犠牲にしてもテレキャスのブリッジにこだわる彼女は、通も認めるロッカーと言わざるをえないでしょう。

GOTOH ( ゴトー ) / BS-TC1 Nickel

GOTOH ( ゴトー ) / GTC201 Chrome
実際に作った人がいる
プリキュア解説系の動画を出してる「藤本ヒロシ」さんは、過去動画で実際に立神あおいちゃんモデル風のギターを自分でカラーリングして製作しています。この動画とっても面白いです。愛がすごい。
ストラップは適当に
まぁこんなやつでいいと思います。色も似てるし、安いし。

PLANET WAVES ( プラネットウェイブス ) / PLANET LOCK GUITAR STRAP, POLYPROPYLENE, BLUE
まとめ
キュアジェラートこと立神あおいちゃんは、ロック通なビンテージ志向のテレキャスター使いです。独特なカラーリングも自分でやってたらなおロックですね。(なお変身シーンはフライングVなのでよりハードロックになっています)
アイキャッチ画像:©ABC-A・東映アニメーション、キラキラ☆プリキュアアラモード第14話「お嬢さまロックンロール!」より引用
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