Windows10の設定をいじって日々の作業を快適に
DTMをやる人は主にMacを使う人かWindowsを使う人かで分かれると思います。両方使う人も、メインで使うマシンはどっちかになると思いますが、Windowsの場合、購入してそのままの設定だと少々不都合なことが多かったりします。
今回は、WindowsのOS側の設定で、音楽制作関連の作業を快適にするポイントを3つご紹介します。
タスクバーを自動的に隠す
「タスクバー」というのは、通常画面の下側に張り付いている横長の帯です。windowsスタートのボタンがあったり、アプリケーションのアイコンが並んでいたりします。この「タスクバー」は、設定で自動的に隠れるようになります。すると、マウスのカーソルを下に持っていったときだけタスクバーが現れて、それ以外では画面から見えなくなるようにすることが可能です。

これによって、DAWなどの作業の画面をディスプレイの大きさいっぱいに広げることができます。DAWはトラックやミキサーなど表示すべき項目が非常に多いので、少しでも画面いっぱいにディスプレイを広げられれば、その分作業効率があがります。
エクスプローラーの詳細表示の項目を設定する
Windowsではエクスプローラーを使ってフォルダやファイルを管理しますが、ここでDAWユーザー特有の悩ましい問題が発生します。それは、wavやmp3などの大量の音声ファイルをエクスプローラーで表示する際、Windows側で勝手に「ミュージック」フォルダとして指定され、音楽(聞く用)に最適化された並び順になってしまうことです。
オーディオファイルを並べるとき、音楽制作者として知りたいのは、ファイル名、作成日、更新日、ファイル容量、長さなどの情報がメインになってきます。ところが、「ミュージック」フォルダの表示では、「タイトル」「アーティスト名」「アルバム名」などの表示が優先的に並ぶようになってしまいます。
これは、エクスプローラーの設定で変更できます。Windows側が「ミュージック」フォルダと認識した際に、自分がよく確認する項目(情報)から順に並ぶようになります。これをやっておくことで、エクスプローラー上でのオーディオファイルの視認性が一気に高まります。

アクセントカラーを設定する
Windowsでは、画面内の表示の色を設定できます。
アクセントカラーという項目で好きな色を設定すると、タスクバーやフォルダなどの色が変わり、画面をより自分が見やすくなるようにカスタマイズできます。ポイントとして、チェック項目になっている「以下の場所にアクセントカラーを表示します」という説明の下の「スタートメニュー、タスクバー、アクションセンター」と「タイトルバーとウィンドウの境界線」の2つにはチェックを入れておくのがおすすめです。
お使いのDAWソフトによって、普段画面に表示する色味が違うと思いますが、それに合わせてWindows内の表示の色も合わせたり、または気分によって色を変えてみるのもいいと思います。ちなみに私はスタイリッシュな印象になる暗めの水色に設定しています。
まとめ
Windows10はここ数年かなり安定してるOSだと個人的には思っています。デフォルトのままでもそんなに問題はありませんが、ちょっとした個人設定によって作業が快適になるので、もしまだ触ったことがなければ、ぜひ気が向いたタイミングでチャレンジしてみてください。
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