相手の話に関心を持つためのポイント

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聞き上手な人とは話してると気分がいい

私達は普段いろんなシチュエーションでいろんな人とコミュニケーションをとりますが、「聞き上手」と言われるような人との話はとても心地がいいものです。逆を言えば、コミュニケーション力を高めて人間関係を円滑にしたいならば、「相手の話を聞く力」がとても重要となります。

「コミュニケーション」だとか「相手の話の聞き方」みたいな話は、本屋にもネットの記事にもゴマンとありますが、大抵言っていることは共通します。それは、「相手の話に興味、関心をもって聞いてあげること」だとされています。話している相手は、自分の話に興味を持ってくれて、自分のことを知ってくれている(承認してくれる)ことを心地よいと感じます。ところが、この「相手の話に関心を持つ」というのがけっこう難しいことなので、この部分のポイントの解説です。

結論としては、「相手と自分を切り離して考える」ということがその出発点になります。これはどういうことかと言うと、私達は基本的に「共感」をもとに話をする傾向にあります。好きなもの、嫌いなもの、様々な出来事に対していだく感想など、他社とそれを共有することに安心感を覚えるのであり、無意識にそれを求めようとします。ただ、その共感をベースに話をすると、「自分が共感できない話にはついていけない」という状態になります。

なので、出発点を「そもそも私と相手は別人」というところから始めるのがポイントです。その上で、相手がどんなバックグラウンドを持って、何が好きで、何が嫌いで、どんなことに興味関心を示すのかということ自体に、こちらが興味を持ちます。そうすると、相手の話を聞くことが「共感」を求めることではなく、「知らないことを知る」という目的になっていきます。そうすることで、自然に相手の話をより掘り下げて聞けるようになるし、相手の話の中で自分の考えと共通する部分を見つけたら、それもまたこちらの受け答えとして身のあるものになっていきます。

私達はみんなそれぞれ同じような感覚を持っているわけではなく、違ったバックグラウンドと違った価値観があるし、それは十分に尊重されるべきであって、その上で構築する人間関係が理想です。そこで「共感」ベースの会話になってしまうと「合うor合わない」の二択になってしまうので、「別人である他人を知る」ことをベースにしていくと、「関心を持って話を聞く」という態度につながっていきます。よければぜひ参考にしてみてください。

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