※意識高い系が自己管理アピールしてマウントをとる内容ではありません
もし私が学生の頃に、夏休み中の自粛なんて要求されたら発狂してたところでしょう。今は(一応)分別のある大人なので、若い人の遊びたい気持ちも、大人の事情も両方はわかっているつもりです。世間は夏休み&お盆休み期間ですが、今回はこの時期の私の過ごし方についてのお話です。
昨年からフリーランスの音楽家として、作編曲や演奏の仕事をしていますが、フリーランスには「始業」とか「出勤」とかの概念がないため、ほんとに毎日が夏休みみたいな感覚です。演奏はリハや本番の日程があり、また制作関連は締切があるのでそれは当然厳守するのですが、それ以外の時間は基本的にどう使うのも自由。ただしその時間の使い方によって未来の自分に返ってくる結果もすべて自己責任なので、「夏休み気分」で過ごしてしまったらエラいことになります。
私はよく真面目そうに見られることが多いのですが、休みなんかは本当にダラけてました。中高大は学校が休みの日も大半が体育会系の部活だったので強制的に規則正しい生活を余儀なくされていましたが、本質はダラけ体質です。ダラダラと深夜まで起きていて、起きる時間もテキトー。夏休みの宿題なんて最終日付近がスタートラインなのは当たり前。自分で計画を立てて行動するなんてのは3日も持たないし、瞬間瞬間に全力を尽くす刹那的な生き方だったなぁと思います。ただ、それでも学生時代の部活をやり通し、数年前まで勤め人として一応やってこれたのには、やはり周囲の目や環境とかの保つ力は絶大だったと認識せざるを得ません。
なお、今現在はそんな刹那的な毎日は送っておらず、起床時間と就寝時間はほぼキープしながら生活しています。食事もコントロールして栄養と体重、体調の管理も概ね問題ありません。これは自分の意志が強くなったとかの話よりも、そういった自己管理のノウハウを学べたことと、そうしないと若い頃のようなムチャを体が許してくれないからだと思っています(笑)。夜は自然と眠くなってしまうし、長い時間寝ようと思ってもだいたい6時間で一回は必ず起きてしまうし、食事も一度にたくさん食べられないし、不摂生するとモロにコンディションを落としてしまいます。メチャクチャな生活しても元気いっぱいでいられた若さが今では羨ましくも感じられます。
改めて、人間の意志のチカラなんてものはそんなに強いものではなく、環境とか身体の状態とかの外部できな要因によって行動は大きく影響を受けるものなんだなと感じます。休み明けで学校や仕事が始まるタイミングが憂鬱なのは共感できますが、「持ちつ持たれつ」な関係性もそこにはあると思うので、本業(仕事や学校)があることは、改めてありがたいことではないかと思います。
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