大人同士のコミュニケーションでNGなことワースト3

コミュニケーション

大人の会話

仕事でもプライベートでも、会話において様々なことを気をつけるのは、大人として非常に大切なことです。個人個人様々な背景を持ち、価値観が違い、利害関係があります。好き勝手に話したいことを話すだけでは良い人間関係は育めません。

今回は、意識しないとついついやってしまう、コミュニケーションにおいてNGなことを3つピックアップしてみます。

3位:相手にマウントをとる

自分と相手との関係性に序列を作り、相手より上だと意識させるのが「マウントをとる」ということです。これは大抵の場合は、言われた方は見下されている感じになり、いい気分になりません。

こんなことは一々説明されなくてもわかることですが、問題なのはその程度です。あからさまに「お前は俺より劣ってる」なんて言い方をするほど不躾な話し方をするのは稀(だと思いたい)ですが、小さくマウントをとるようなことは誰でもチョイチョイしがちです。例えば、「住んでるマンションの階数の差」とか「ギターのエフェクターのブランドの種類の知識量」とか、些細なものです。人は潜在意識で、集団の中での序列を意識しその上になりたいと思うものだし、それがあからさまでなくてもポロっと話のうちで出てしまうものです。当然、相手には直接的ではないにしろ、思うところが出てくるはずです。話し相手との良好な関係を気づきたい場合には、まず気をつけたいことになります。

2位:断りにくい雰囲気を作る

次に気をつけておくべきなのが、なにか相手に提案したり要求したりするときに、「断りにくい雰囲気を作る」ことです。

よくあるのが、「先に予定を聞く」パターンです。「○月○日って予定空いてますか?」って聞くと、答えによって「空いてます(=あなたのお誘いに応じることが可能です)」「空いてません(=その日はだめです)」のどちらかのニュアンスになってしまいます。「予定は開いてるけど、誘いの内容自体に応じるかは別」という意思表明がしづらくなり、そうなると「予定は開いてるけど、気が乗らないから空いてないとウソをつく」という嫌な選択肢をとりたくもなってしまいます。予定に誘う際はスケジュールの都合だけでなく、内容も一緒に伝えるべきでしょう。

1位:他人の悪口を言う

大人のコミュニケーションで最もやってはいけないことは、他人の悪口を言うことです。会話をしている外での、コミュニティ内の比較的親しい人についてはもちろんですが、直接関わりのない人についても悪口を言うべきではありません。

「マウントをとる」についての部分でも説明したとおり、人は潜在意識で自分の存在を上げたいと思っています。人を貶すのはそれの最も簡単な方法です。何か失敗をしてメディアで取り上げられる有名人を、ネットで寄ってたかってフルボッコにするのもその典型です。ただの憂さ晴らしやカジュアルな話題選びとして悪口を言うのは、大人としては心が未熟と言えます。人間誰にでも良い部分、悪い部分、うまくいったこと、失敗したことがあります。自分にとっても相手にとってもいい部分をみつけてお互いに実りの多い関係性を築くことが大切であり、他人の悪口はそんなプロセスに1mmも寄与しません。

まとめ

子供や学生は心が未熟です。人とのコミュニケーションは難しいのでたくさん失敗します。でもそんな経験をしっかり踏まえて、大人になったら大人らしいコミュニケーションをとって、有意義な人間関係を築いていくべきです。

「マウントをとる」「断りにくい雰囲気を作る」「他人の悪口を言う」は、とくにやってしまいがちな良くないコミュニケーションです。自戒の念も込めてこちらの記事にしましたので、参考にしていただければ幸いです。

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