「頑張れ」と「頑張ろう」の違い

My Voice

突き放すか、寄り添うか

今年は東京オリンピックが予定通り開催されることとなりました。

私は大学時代に体育会のラグビー部で活動をしていた元スポーツマン。今でもたまにラグビーはみます。オリンピックは過去そこまで注目して観たことはなかったのですが、選手のみなさんが素晴らしいパフォーマンスを発揮できるよう祈っています。

さて、応援の言葉として「頑張れ」というのはよく使われます。これはごく普通のことだし、応援してもらえることはありがたいことです。一方で、なんでもかんでも「頑張れ」という言葉をかけると、時としてそれがプレッシャーとなって相手にしんどい思いをさせることもあります。

例えば、フルマラソンでゴール終盤、1位2位を争っている選手に「頑張れ!」という声かけはきっと力になるでしょう。もしくは最下位でも、ゴールまであと少しの選手が最後まで走り切るよう「頑張れ!」と声をかけることは強い励ましになると思います。ところが、オリンピックで活躍するような人ではなく、一般的に社会で働いている私達の場合はどうでしょう。ブラック気味の会社できつい仕事をおしつけられて夜遅くまで残業している人に対して、「頑張れ」という声かけは、果たして適切でしょうか?他にも、サッカーの強豪のクラブチームで、必死に努力し続けてもレギュラーに入れない学生にも「頑張れ!」という声かけは、いついかなる時も相応しいものなのでしょうか?

「頑張れ」という言葉には、かけた相手に対し、「私とあなたは別である」というニュアンスを含んでメッセージを伝えます。頑張るのは声をかける相手であり、声をかけた側はとくに頑張ったりしません。これは見方によっては、「相手を突き放す」ような言葉にもなってしまいます。一方で、「頑張ろう」という言葉はどうでしょう?例えば塾の先生が、受験勉強を頑張っている受講生に対して、夜遅くまで自習に付き合って「合格に向けて、先生と一緒に頑張ろう!」という励ましの言葉はどうでしょう?先生だって遅くまで頑張ってます。受験に向けて、頑張って勉強している生徒を「突き放す」のではなく、「寄り添って」応援しています。

このように、「頑張れ」とか「頑張ろう」というような言葉は、その意味やニュアンスを考えて、ケースバイケースで上手に選んで相手にかけて上げる必要があると思います。「人を応援している自分」に満足して独り善がりにならず、「応援する相手」のことを考えた声掛けができると素敵です。

あと塾や受験といえば、ビリギャルの有村架純はめっちゃ可愛いかったです。(執筆時点では)アマプラで観れます。

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