パソコンはトラブルが当たり前?
「何もしてないのにパソコンの調子がおかしい」
これは、私がパソコン専門店でアルバイトスタッフをしていたとき、お客様からのお問い合わせで一番多かったフレーズです。お気持ちはすごくわかります。普通に使ってただけなのに、ソフトが立ち上がらないとか、変な画面のままになったとか・・・・。これは困ったことです。
そもそも、パソコンは、電子レンジやエアコンなどの家電のように、「このスイッチでこれが動く」みたいなノリで扱えるものではありません。様々なソフトウェアをインストールして、ユーザーに合わせてどんどん「姿を変えて」いくものです。自作PCユーザーなら、ハードウェアすらもどんどん組み替えていきます。すると当然、初期の状態からは違った状態となることが原因でのトラブルも発生してきます。
なので、パソコンはトラブルが当たり前と考え、対処方法をいくつか準備しておくことが大切です。私は10年以上かけてソフトもハードもパソコンをいじってきて、現在は主に音楽制作の仕事として個人で使う上で大抵のトラブルは自分で対処できるようになりましたので、その対処法をいくつかご紹介します。
再起動を試す
まず何かトラブルがあったときに試す価値があるのが、本体の再起動です。新しいソフトをインストールしたあとなど、既存のソフトが動かなくなった・・・なんてこともよくあります。またはソフトウェアの発売元から、マニュアルで「インストール後の再起動」を推奨している場合もあります。何か不具合が起きたときは、まず再起動を試してみるのがオススメです。
不要なソフトをアンインストールする
パソコンをしばらく使っていると、だんだんと過去にインストールした不要なソフトやデータが溜まっていきます。これが悪さをするケースもよくあります。定期的にインストールしているソフトを見直し、無駄なものがあればアンインストールすると、安定動作につながることがよくあります。パソコンの内部のデータストレージは有限です。部屋の掃除と同じように、こまめにいるものといらないものを仕分けて、ギチギチにならない状態をキープしておくことが理想です。
ネットでひたすら検索
高度なトラブルになってくると、再起動やソフトのアンインストールでは対処できない場合がほとんどです。その場合に大切なのは、根気強く調べることです。例えばエラーメッセージが出てきたら、その内容をそっくりそのままグーグルの検索にかけると、同じような症状が出て解決した人がブログに記事を残していたりします。日本語での記載がなければ、英語の記事を参照します。私の経験では、本当に解決したい問題があるなら、根気強く調べていけばほぼほぼ解決法は見つかります。その手間をかけるかどうかは、その問題を解決する必要性の度合いによる、と言えます。
まとめ
パソコンにはトラブルがつきもので、基本的には自分で解決する必要があります。
そのためには有効な手段の引き出しを自分のなかにもっておくのがおすすめです。例えばそれは、パソコン本体の再起動だったり、不要なソフトのアンインストールだったりします。それでも直らず、かつどうしても解決したい問題ならば、ひたすらネットで検索をかけて情報を探します。ぜひ、トラブルにめげずにパソコンをうまく使って日々の仕事や暮らしに役立てていってください。
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