常に邪魔するのは自分のプライド
自分を極端によく見せようとする。失敗したり恥ずかしい姿を人に見せたくない。
こんな人いますよね。プライドが高い人。はい、私です。
できないことはできない、わからないことはわからない、持っていないものは持っていない。
こういったことを素直に認められるような人に、内心では憧れを持ってしまうのが、プライドが高い人の特徴ではないでしょうか。
こういった気持ちは、もっと自分のできることや知っていることを増やして、人間的に成長していきたいという原動力になる反面、そのプライドがあることで、「できない自分」を認められず、アクションが起こせなくなってしまうというデメリットもあります。
そんな私達が、もっと精神的にラクに、そして自分の目標を達成していけるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
それには、次の4つのステップがあります。
1.できない自分を受け入れる
2.他人に嫉妬する自分を認める
3.自分ができることに目を向ける
4.次に達成できる目標を設定する
まず、一番ハードルが高いのが、できない自分を認めることです。でもここは必ずクリアしなければいけません。
人それぞれ持って生まれた特徴や、培ってきた能力には差があります。人にできて、自分にできないことがあるのは当然です。まずここを大前提にして、「人は不完全であることが当たり前」という事実から、しっかりと自分のことを認めることが大切です。
次に、周りの人に目を向けます。ニュースで有名になったりSNSでバズった人とかは、より自分と境遇が近ければ近いほど、嫉妬をしてしまうものです。その嫉妬する自分の心を認めないと、気持ちがくすぶったまま負けを認めることを恐れ、「逃げ」の方向に自然と行動してしまいがちです。これではどんなことも前進できなくなってしまいます。
そこから、次に改めて、自分ができることを見つめ直すことが大切です。人には難しくても自分には簡単にできることや、努力や経験で培ってきた強みを再確認します。どんなことにも上には上がいるものですが、それでも自分が多くの人より強みとして持てるものをここで自覚します。
最後に、適切な目標を設定することです。得てして一発逆転大成功を狙おうと、多くの人は大きすぎる目標をたててしまい、そしてそれが頓挫するという悪循環に陥ります。大切なのは、今の自分から適切な距離にある目標を見定めて、それを積み重ねていくことです。ここまでできれば、自分の進歩を実感することができ、また余計に他人と比較したりせずに健全な精神状態でいることができます。
この社会で生きていく上で、他人は関係してきますが、他人のことは関係ありません。プライドが高いとそこが揺らぎがちですが、落ち着いて、自分の人生にフォーカスすることによって、自分のプライドに邪魔されずに、前に進んでいくことができます。
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