スケジュールをいっぱいにして隙がなくなる理由

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「何もしない」をするって結構難しい

「平日は会社の時間が決まっていて、休日はライブやイベントや友達との約束で埋まっていて、それ以外の時間は副業や勉強でタスクリストが山積みで、あぁあなんて忙しいんだ!!一日が24時間じゃ足りないぞ!!」

こんな雰囲気で、気づいたら隙なんてなくて予定でギッチギチ、なんて人も多いんじゃないでしょうか。はい、これ過去の私です。この状態は、時間を使い切って人生を有意義に過ごしている、とも言えなくもないです。しかし逆に、全く余裕がなさすぎて、人生を自分以外のものに振り回されている、と言えば、「悪」です。

世の中には楽しいことがたくさんあります。同時に課題もたくさんあります。めちゃくちゃ多くの人がいます。私達の行動の選択肢は数え切れないほどあります。その中から素敵なものを選びたい。後悔をしたくないというのは真っ当な考えですが、すべてを満たす唯一無二の正解なんていうものもまた、存在するわけがありません。

「タイムバケットに入れるものを考える」

「欲望に優先順位をつける」

こういった考えを持っていなければ、ついつい私達は目先の欲求に囚われ、世間や他人に振り回され、「人生に突き回される」道をたどることになってしまいます。

これが、「スケジュールをいっぱいにして隙がなくなる理由」です。

何もしない時間というのは、しんどいものです。なにもない状態で、自分と対話をし、深く考えるという作業もまた、重労働です。しかし、人生で大切なものはいつだって自分の中にあります。本当の答えは「問題集の裏側」にはありません。自分の人生の空白のページに書き込んでいくものです。だから、親も、学校の先生も、友達も、上司も、SNSのタイムラインも、インフルエンサーも、あなたの答えを教えてくれる人はいないんです。

「隙を作る」というのも、自分に立派な予定の一つです。「明日ヒマ?」なんて聞いて誘ってくる人は、「ヒマ=他人のために使っていい時間」と勘違いしている可能性が高いです。時間がないと思っている人は、知らぬ間に他人に時間を奪われてしまっているものです。そんなときはぜひ、自分ひとりで、「自分のための時間」を作るよう、心がけてみてください。

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