※ディスってるわけではないです
はじめに申し上げておきたいのは、今回紹介すること自体を貶したり批判したりする意図はまったくないということです。
世の中にはたくさんの活動、スポーツ、娯楽、趣味があります。それぞれ人の好みがあるのは当然で、その価値に優劣はありません。
そんな中でも、「これは自分には理解ができなかった」というものをまとめてみて、その理由も考察してみました。よければ少々お付き合いください。
興味を持てなかったもの
私達はライフステージで様々な集団に所属します。生まれてすぐ所属する集団が家族であり、それが世界の全てです。そこから保育施設や小中学校、高校や専門学校、大学と進むたびに様々な集団に属し、その影響を受けます。
私個人で興味を持つもの、持たないものがある一方で、所属する集団のなかで多くの人が好むものがあったりします。それを一緒に楽しめないのは寂しいし、疎外感を覚えることだってあります。下記が、私が興味を持てなかったものの一例です。
パチンコ、スロット
大学のときはとくに周りでやっている人が多かったのが、パチンコやスロットです。確かに、ギャンブルの面白さは否定できないし、北斗の拳とか仮面ライダーとか私の好きなコンテンツを題材にしたものは興味を引きます。
しかし、そのために自分の大切なお金をリスクに晒すのがどうしてもできなかったし、何よりあのやかましい店内とタバコが当たり前の環境が自分には全く合わないと思っていました。
たまにテレビゲームとかでシミュレーションをやったこともありましたが、やはりリアルにお金をかけないと面白くないんでしょう。パチンコ、パチスロは私にはあいませんでした。
格闘技
これも大学のときに周りで好きな人が多かったのが格闘技です。選手の名前が話題にあがり、誰が強いだの弱いだの、わいわい盛り上がってました。しかし私はなんの話をしているのか全くわかりません。
たまに、地上波でボクシングとかK-1とかをやっているのを見ることはありました。しかしそれを見てもどこに面白さがあるのか、よくわからないというのが正直なところでした。はじめの一歩とかの漫画はすごくわかりやすくて楽しめたんですが・・・・。学生時代は、ラグビーという極めて格闘技に近い球技をやってはいましたが、格闘技は馴染めませんでした。
TVタレント
正直に言うと、私は「周囲との話題を合わせるため」にテレビを見ていた時期があります。高校のときは、あまりにもラグビーに熱中していて、家では勉強orラグビーの試合をCSで見るしかしてきませんでした。クラスメートと話題は合わず、トリノ五輪があった時期に「イナバウアー」という言葉すら知らなくて呆れられていました。その反動もあって、大学の頃はテレビを見て話題についていこうと努力していました。
テレビが全く面白くない、というわけではありませんが、バラエティやドラマにでてくるタレントさんにそこまで興味を持てなかったのをよく覚えています。情報番組やワイドショーの司会者やキャスターもそうです。ある程度テレビをみていれば情報としてそれは入ってきますが、その手の話題になると「だからどうしたんだ・・・」といつも思っていました。今となっては、ある程度の情報を知っておけば、そこまで無理して詳しくなったり好きになろうとしたりする必要もなかったと思います。
まとめ
繰り返しになりますが、人の好みはひとそれぞれであり、優劣などないと思っています。私は音楽が好きだし、他にもアニメがすきだったり女装したりもしますが、それが理解できない人だって世の中に大勢いるのは知っています。
自分が理解できないものは怖いし、まわりと同じ気持ち(共感)できるというのは安心を覚えます。ただそれが間違うと、同調圧力となって少数派を傷つけてしまうことだってあります。私の好みを振り返って再認識したことですが、誰だって好き嫌いがあり、それをできる限り認める勇気を持つことが、より自由度が増したこの社会を構成する大人として大切な心構えなのだと思います。
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