ギター・エフェクター選びが大変
エレキギターは、ギターアンプにケーブルをつないで、アンプに電気を通して音を出します。
この、ギターとアンプの間につないで、様々な音の効果(エフェクト)を生み出すのが、ギター・エフェクターです。
ギターエフェクターにはいくつか種類があります。オーバードライブ、ディストーション、フェイザー、ディレイ、コーラスなど、その効果によって大まかに分類されています。それぞれの種類で、いろいろなメーカーがたくさんの製品を出しているので、その選択肢は天に遍くミルキーウェイです。
この中から、自分にぴったりのエフェクターを探すのは大変です。どのエフェクターも個性があり、微妙に音が違ったりするので、理想のエフェクターを探すのはギタリストにとって醍醐味であると同時に、永遠の旅路です。それに、エフェクター一個はだいたい1万円前後、高いのだと4,5万円するのだってあります。片っ端から買って試す・・・なんてのもそう簡単ではありません。
気軽に試せる方法
では、どうやってギターエフェクターを探したらいいのでしょうか?
ここからは、誰でも気軽にエフェクターを試して、なるべく損せずに自分のお気に入りを選ぶ方法を2つご紹介します。
手放す前提で新品を買う
まずおすすめしたいのが、そのエフェクターを手放す(売却する)前提で買ってみる方法です。
そもそも、エフェクターは自分の環境で試して初めてその音の効果がわかります。自分の普段使っているギター、シールド、アンプのまま、エフェクターを変えてみなければ、本当にそのエフェクターによる音の効果はわかりません。なので、お店で試奏したり、YouTubeで誰かが弾いているのを聞くだけでは不十分で、実際に買って自分の環境で使ってみる必要があります。
ただ、そうして買ったエフェクターが自分に合わない場合もあります。そのときのために、エフェクターをなるべく丁寧に扱います。箱や付属品もしばらく捨てずにとっておきます。気の済むまでそのエフェクターを試して、「不要だ」と感じたならば、即手放してしまえばOKです。エフェクターをはじめ、ギター関連のアイテムはわりと売却しても値段がつきやすい(リセールバリューが残りやすい)傾向にあります。楽器屋では頻繁に買取を行っているし、メルカリなどのフリマアプリでも盛んに取引されています。
もちろん、新品で買った値段より、売却する値段のほうが低い場合がほとんどなので、その差額は出費となってしまいます。この費用をどう捉えるかは人それぞれですが、エフェクターを買った経験としての価値や、レンタルして使用する価値と考えればそれほど損ではないと言えるでしょう。
スタジオで借りる
バンド向けの時間貸しスタジオには、通常ギターアンプやベースアンプ、ドラムセットが常備されています。さらに、多くのスタジオではギターエフェクターのレンタルもやっています。定番と呼ばれる機種から、ちょっとマニアックなものまで、スタジオによってラインナップは様々です。しかも大抵、部屋をレンタルすれば無料のオプションとして使えたり、時間あたり数百円と大変リーズナブルです。気になるエフェクターが、足をのばせるスタジでレンタルをやっているなら、個人練習とかで部屋を借りるついでにレンタルして試すのがオススメです。
この場合、試せるエフェクターの種類はスタジオによって限定されてしまうし、エフェクターの個体差なども考慮することはできません。しかし、自分のギターやアンプを持ち込んで、数百円程度で気になるエフェクターを試せるのはかなりオトクです。自分で試し弾きしたのをスマホで録画しておいて、帰ってからじっくり聞き返し、気に入ったものをネットで買う、なんていうのもスマートな選び方です。
まとめ
ギターエフェクターを選ぶのは、楽しい半面種類が多く大変です。
お店で試奏したり、YouTubeの他人の演奏を聞くだけではわからないことも多いです。
実際に自分の環境で試すために、売却する前提で買ってみたり、スタジオでレンタルするのがおすすめです。
ぜひお気に入りのエフェクターを見つけて、ギタリストライフをエンジョイしてください。
サウンドハウスは最低価格保証しながら、ポイントもどっさりつけてくれます。私は最近他では買わなくなりました。
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