何を食うかは人の自由ですが
ありがたいことに、今の時代、そんなに高いお金を払わなくても美味しいものが食べられます。しかもいろんな種類があります。コンビニとかスーパーで買えるものでも十分美味しいです。
しかし、美味しいものばかり食べていたらどうなるか・・・。これは、誰しも身を持って経験していることだと思います。カロリーの高いものを食べ続ければ太るし、栄養の偏ったものを食べていれば不健康になったり肌荒れしたりします。
食事は自由に選べる分、それによって自分が背負うことになるものとのトレードオフを、私達は常に考えていかなければいけません。
食についての情報洪水
では実際に、どんなものを食べたら良くて、どんなもを食べたらよくないのでしょうか?
困ったことに、今の世の中は情報で溢れかえっています。一昔前は食に関する知識なんて、大勢の人がだいたい同じことを共有していました(それはそれで問題もあるのですが)。ところが今はネットや本での情報が溢れかえっていて、何が正しいのかわからない状況です。「エビデンス」という言葉がよく聞かれるように、科学的に研究で証明されたことかどうかを気にする人も多いでしょう。しかしそれですら、「そういう傾向がある」という現象を観察したものに過ぎず、例外だってあります。
なので、私達がとるべきスタンスは、なるべく信頼性の高い情報を集め、比較検討し、さらに自分の考えに基づいて実践して自分の答えを出す、ということになると思います。ぶっちゃけメチャクチャ面倒だとは思いますが、面倒を引き受けて受けられるメリットを考えると、ぜひとも食事についてはしっかり考えていくべきだと思っています。
食べなくてよくなったもの
では実際に、私は自分なりに色々調べまくって試しまくって、「健康に悪い」という理由で食べなくなったものをご紹介します。これまで普通に食べていたもので、理由は安いとか美味しいとか色々ありましたが、やめても問題なかったものも多かったので、私の個人的な例として参考にしていただければ幸いです。
1.ラーメン
ラーメンは全然食べなくなりました。昔は週一くらいのペースでは食べていたと思います。もちろん今でも食べようと思えば食べられますが、衝動的に食べたくなる、ということはなくなりました。
2.揚げ物
いまは唐揚げ専門店が流行っているようで、私も昔は鶏の唐揚げが大好きでしたが、今は全く揚げ物を食べなくなりました。色々調べると、食用の油は種類によってかなり健康に影響が出るようで、外食で使われる油は間違いなく悪い影響のある方だと認識しています。今は揚げ物を食べなくても全然平気になりました。ちなみにオリーブオイルは毎日摂るようにしています。
3.エナジードリンク
ここぞというときに頼りにしていたエナジードリンクですが、これも一切飲まなくなりました。ただし、コーヒーを飲んだり、甘いものを食べたりするのはやめられないので、実質的にエナジードリンクを飲んでいるのとそう大差ないのでは?と思ってしまいます。
エナジードリンクは、大量のカフェインと砂糖の塊を飲みやすくしたものです。それらが一時的に脳みそをブーストさせるのは科学的にも明らかなようで、踏ん張りたいときには理に適った飲み物と言えます。ただし、体への負担は大きいことも事実なようです。
4.加工肉
加工肉ほど、私達の身の回りに溢れていて、安価で、美味しいものはないかもしれません。ソーセージ、ベーコン、ハム、ミンチなど、気づけばまわりは加工肉だらけです。これらの肉の健康への影響は論文や文献などでも度々指摘されています。どうしても食べたくなる、とか大量に食べるということはないと思いますが、なにか食べ物を選んだときに気づけば加工肉が使われている、なんていうことは多いので、意識して避けるようにしています。これも、どうしても食べたくなる類のものではありませんでした。
まとめ
繰り返しになりますが、人が何を選んで何を食べるかはその人の自由です。ただし、それによって引き受ける自分の体への影響は見過ごせない重要なポイントでもあります。
酒やタバコで体をボロボロにする人もいれば、100歳くらいまで長生きできたという話も聞きます。どんなに健康に気をつかっても、早死してしまう人だっているでしょう。これをやれば確実に、というものは残念ながらないようです。全ては自己責任なので、自分で最もバランスのとれる選択肢を選んでいくのが良いのではないでしょうか。
散々書きましたが、食事はやはり楽しく幸せなものです。我慢しすぎてストレスを貯めないようにするのも大事かもしれません。
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