ダイエットに失敗する考え方
人間の欲望の中で、美味しいものをお腹いっぱい食べたいという欲望と、他人からよく見られたいという欲望はお互いに強烈で、その終わりなき闘いがダイエットというテーマに集約されるのだと思います。だからこそ、これだけ技術や情報が発達した現代でもダイエット本は出まくるし、スポーツジムやダイエットサポートのサービスの需要がなくなることはありません。人類がダイエットに対して決定的な答えを出せる日は、きっとまだ先の未来なのでしょう。
そんな中でも、ダイエットには成功する人もいれば、失敗する人もいます。私は学生時代にラグビーをやっていて、主に筋肉で体重を増やし続けました。アスリートを引退してからは、筋肉の減少に伴って体重は減ったものの、食習慣はそれほど大きく変わることもなく、やや肉付きの多い標準体型くらいをキープしていました。そこから一年発起してダイエットに成功し、最大で20kgの減量、BMIでは痩せ型となりました。
ダイエットに関しては個人的に調べまくって実験しまくって今の結果を得ましたが、どうやら成功の方法は人ぞれぞれでも、失敗するパターンはだいたい決まっているようです。今回は、ダイエットをしようとしても失敗してしまうパターンを3つご紹介します。
やれるときにやろうと思っている
まずは、ダイエットを先延ばしにしてしまう考えです。「いまはちょっと仕事が忙しいから」「まだコロナで外出ができないから」といった具合に、なんだかんだ理由をつけて、できるタイミングを見計らって始めようとします。それでようやくどこかのタイミングでダイエットを始めても、また理由をつけてやめてしまいます。一週間二週間で結果なんて出なくて、習慣としなければ実りがないのがダイエットです。じゃあいつやるの?今でしょ。
運動すれば何食ってもいいと思ってる
これも根本的な勘違いですが、「ちょっと太ってきたからジョギングでもしようかな」って言ってたらほぼダイエットは不可能です。大原則として、「摂取カロリー < 消費カロリー」を続けなければ痩せられませんが、運動で消費できるカロリーなんてたかが知れています。本気でやりたいならカロリー計算をちゃんとしてみると、いかに「ジョギング」程度の運動がダイエットに対して微々たる効果しかないのが実感できると思います。
一日三食は必要だと思っている
規則正しい食生活をおくる、これは大事です。しかし、それで食べ物を取りすぎてカロリー過多になってはダイエットは成功しません。一日2食とか1食でも人はそう簡単に死なないし、逆に健康にいいという科学的な調査結果もあります。これはやはり個人個人によって違うようですが、一日3食は必ず食べなきゃいけないという先入観を持っていると、不必要に多く食べてカロリーを摂取してしまいがちです。あとついでに、「夜に炭水化物をたべなければ太らない」とかも関係ないようです。朝でも昼でも炭水化物をたくさんとってカロリー過多になれば太ります。
まとめ
ダイエットが我々人類にとって永遠のテーマであり続けるのは、食欲が人間の基本である以上、仕方ないのかもしれません。なので世の中には多くの情報が出回っていますが、信用できるものから怪しいものまで様々です。そして、人の代謝とか体型とかは個人差が大きいので、必ず成功するダイエット方というのも決定しづらいのが難しいところでしょう。逆に、ダイエットに失敗してしまうパターンとして、上記の3つのようなものがよくあるな、と個人的に思ったのでまとめました。
広大なネットの海から、この記事を読んでいただき感謝しています。あくまで個人の意見ではありますが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
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