若い人ほどブログをやるべき3つの理由

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学生時代にもっとブログを続けていればよかった

今ではだれでも手軽にブログが開設できます。趣味のブログだったり、会社やお店の宣伝目的だったり、アーティストやクリエイターの表現の場であったり、アフィリエイト目的など、用途は人によって様々です。そこに年齢やスキルや使える予算の差はなく、やろうと思えば小学生だってブログを書いたりすることは可能です。

10年以上前、私が学生だった頃も、同じような状況でした。部活の仲間や先輩後輩の間で一時期ブログが流行ったこともあって、私もちょこちょこと書いた経験があります(それよりも当時はmixiがめちゃめちゃ流行ってましたが・・・)。最初は面白がって数記事書くものの、だんだんとみんなが飽きてくるにつれて、私も更新をしなくなりました。今思えばそれが結構もったいなく、学生のうちにブログを書く習慣をつけていたらよかったのにとおもいます。

その理由は3つあります。まず、ブログで定期的に長い文章を書くことによって、自分の思考を整理する機会を作ることができます。就職活動の際には自己分析というのをよくやりますが、あれを就活前だけのイベントにするのは勿体ないです。自分がそのときどんなことを考えているか、大抵は文字にしないとぼやけている状態のままです。2つ目は、文章力を鍛えられることです。文章力ほど生涯に渡って汎用的に使えるスキルはないでしょう。私達は人と関わり合ってやり取りをして生きていく以上、コミュニケーションスキルは必ず必要です。それは、直接対面して話すときだけでなく、メールや手紙などの文章でのやり取りも含まれます。特に大事なやり取りは文章で交わすことが多く、自分がしっかり書けることと、相手の文章をしっかり読み解けることはとても大切な能力です。3つ目は、メタ認知力を養うことです。メタ認知とは、自分を客観的に見ることで、意識しないとなかなか難しいものです。例えば、美味しいお菓子を買って食べたら嬉しいと思いますが、これをメタ認知的に見れば、「私という一人の人間がお金を払ってお菓子を買って美味しく感じ、嬉しく思った」ということになります。自分のことを他人事のように見る、とも言えます。ブログは個人が不特定多数に向けて書くものですので、徹底的に第三者目線を考えます。そうすると、自分が主観的に書いてる文章も、他の人には違った読み方をされるというようなことを考え、段々と自分の思考をメタ認知するようになっていきます。これも社会を生きていく上でとても大事な能力です。なぜなら、メタ認知ができずに自分と他者とを混同してしまうと、自分と相容れない考えを持つ人を拒絶してしまうし、また自分の考えが世の中と合わないときには、同調圧力に負けて自分の考えに蓋をしてしまいます。

このように、ブログを定期的に書くことによって得られる能力は、どれも社会で長く生活していく上で大切なスキルばかりです。もしい学生のあなたが読んでくれているなら、週1や月1でもいいので、ブログを書き続ける習慣を作ってみてください。それがきっと、すぐには役に立たなくても、将来の自分への貴重な贈り物になります。

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