学生時代の最大の失敗について

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暴露話、というほどの大げさなものではありませんが・・・

10代20代と過去を振り返ると実感できることですが、当時って本当に無知で、バカなことをやっていたなと思います(10年後に今を振り返ってもそう思うかもしれませんが・・・)。

大なり小なり、失敗しまくってなんとか今まで生きてこれていますが、そんな中でもとくに最大の失敗だったと思うのが、「人の目を気にしすぎた」ことです。

例えばこんなことがありました。大学に進学した直後、仕送りやバイトなどである程度自由に使えるお金が増え、それなりにいろんなことができるようになりました。将来はもっとお金を稼ぐために働かなければいけないことはわかっています。そこで、「そもそも、お金ってどういうものなんだろう?どうやったら効率よく稼いだり、増やしたりできるんだろう?」という疑問が生まれました。20を迎えるくらいまで、誰一人としてお金についての知識を教えてくれた人はいませんでした。そこで私は、下宿していた街の近くの大きな本屋さんで、お金に関する新書を一冊買いました。内容は、貯金するより投資などで運用したほうがお金増やせまっせ〜、でもリスクがあるからそれを適正にコントロールしましょうぜ〜、みたいなものです(今はこのテの情報そこらじゅうに溢れていますよね)。とても興味深く読んでいて、大学の授業の合間に友人に見せてその話をしました。すると、「おまえそんな本読んだってダメだよ現実見ろよ」的な反応になり、「あぁまぁ、現実的にいい就職先考えるほうが大事かな・・・」とか思っちゃったりしてました。これ今思えば、そんな友人の反応なんか気にせずもっとお金についての勉強をすすめて、学生時代から投資とか実際に始めてたほうがよかったなとすごく反省していることです。

ローランドが、「まわりの100人が反対しても、その100人全員が間違っているかもしれない」的なことを言っていましたが、きちんと自分の意志で自分の道を決めて成功している人って、そういう考えを持っていないといけないんですよね。これは決して人の意見を無視する、という訳ではなくて、考えや意志や決断を他人に委ねてはいけない、ということだと思います。

若い頃は、まぁ誰しも頭悪いです。その分とんでもないエネルギーを持っています。そして自分の内面にも敏感です。意固地になって誰の意見も聞かないと損をしますが、かといって自分の決断を人に委ねると、その分後悔が溜まっていきます。たとえそうやって道を選んだとしても、結局は自分の人生の責任は自分で取るしかなくて、他人が責任を取ってくれることはありません。だから、ワガママなくらいがちょうどいいと、今なら言い切ることができます。そういった意味での自己中と、他人に丁寧に接することは別軸なので両立できます。もし今、いろんな人の意見に流されそうになっている人に読んでもらえたなら、少しでも参考になれば幸いです。

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