原曲をあまり知られていないことが多い
ロック、ジャズ、ポピュラーの音楽では、それぞれのアーティストのオリジナル曲があるのが一般的です。しかし多くのバンドやアーティストが、カバー曲もリリースをしてそれが人気になっていたりします。
有名なバンドやアーティストがカバーしたり、またはカバー曲が人気になってそのバンドやアーティストが有名になる、といったケースもあります。今回は、カバーのバージョンのほうが世間的によく知られるようになっている曲をピックアップしてご紹介します。
カバーが有名になっている曲
「この曲実は原曲じゃないの?」と思えるような曲が、実は誰かの曲のカバーだったりします。カバーのバージョンのほうが有名になってしまうと、原曲のことを知らない人が多くなってしまうのも仕方ありません。ここでは、有名なカバーバージョンと、原曲の両方をご紹介します。
I will always love you
我々日本人にとっては、テレビや動画などでよく「エンダァーーー」と流れてくるのでお馴染みやつです。恋愛シーンで盛り上がるときに定番の曲ですね。ホイットニー・ヒューストンの「I will always love you」は、アメリカのカントリー歌手ドリー・パートンの1974年のシングル曲をカバーしたものです。ホイットニーの方は映画でも使われた壮大なバラードですが、原曲のカントリーな感じも素朴で素敵ですね。
夏祭り
日本のガールズバンドであるWhiteberryが歌う「夏祭り」が有名ですが、原曲はJITTERIN’JINNです。Whiteberryのほうがトロ甘でポップな感じがします。
SAMURAI DRIVE
もともとは日本のロックバンドCUNEの曲ですが、hitomiさんのカバーで有名になったとも言えるのが「SAMURAI DRIVE」です。hitomiさんの方はいかにもポップスっぽい曲調になって派手でかっこいいロックですが、CUNEの原曲は男性ボーカルで、シンプルなロックバンド編成の切ない感じがとても心を揺さぶります。
まとめ
今回は、世間的にカバーのほうが有名になっている曲をご紹介しました。どっちがいいとか悪いとかではなく、同じ曲を別のアーティストが違うアレンジで歌うことの面白さがいいのではないでしょうか。音楽は自由で素晴らしいものですね。
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