【失敗しない】正しいDAWソフトの選び方

DTM

DAWソフトのどれを買ったらいいか迷っている人が持つべき視点

「自分の歌や演奏を録音して発表したい」とか、「オリジナル楽曲を作って公開したい」と思う人は多いです。そこで必要となるのが、パソコンとDAWソフトです。

まず前提として、ネットでDAWソフトの選び方を調べて決めようとしている方については、その時点でご自身に有力な情報源が少ないと思っていいでしょう。

というのも、自分の周りにDTMやDAWに詳しい人がいれば、その人に聞いたり、その人が使っているものと同じものを選ぶのがベストだからです。ネットの有象無象の情報を信用するのは危険です。長い経験と深い知識を持って情報発信している人は中でもごくわずかで、ほとんどはアクセス数稼ぎやセールスが目的の広告だったりします。

(当ブログを書いている私は、DTM歴10年で現在フリーのサウンドクリエイターとして独立して業務をしております。https://truedivastudio.tokyo/)

このブログを探して読んでいただいている方には、ぜひ注意しておいていただきたいことをまとめました。

どれを買っても同じ?

身も蓋もない話をします。

結論としては、市販の(有名どころの)どのDAWソフトを買ったところで、うまく使える人は使えるし、使えない人は使えません。ソフト選びで悩んで時間をかけるよりも、とにかくたくさん触って操作を覚え、失敗を繰り返してそれを乗り越えて行くほか、自分が思う通りの制作を行うすべは無いと思っていいでしょう。私のこれまでの経験として、制作をやりたくてDAWを買っても、使い続けられる人はその半分にも満たないと思っています。それほどうまく扱うのは難しいし、モチベーションを維持して続けることもまた難しいものです。ソフトの良し悪しはあまり関係ありません。

それでも、適当に選ぶのは心許ないと思います。ですので、私の経験上最も失敗の少ない選び方を以下にご紹介します。

まずは先輩と同じものを買う

自分の周りに、DAW操作に詳しい人がいれば、その人と同じものを買うのが最もよい選択です。学校の先輩や歴の長い同級生でもいいし、歳下でもこの分野で先をいっていれば先輩です。先生についていれば先生が使っているものと同じものです。とにかく、リアルな情報を得やすい環境に身を置くことが失敗を減らす最短ルートです。身近に先輩と思える人がいるなら、迷わずその人と同じDAWを使いましょう。

解説が多くてわかりやすいものを買う

上記のような、「DTM歴が長い」先輩が身近にいない場合は、できるだけ解説が多くてわかりやすいものを買うのがベターです。今はネットの記事やYouTube動画、書籍や雑誌など様々な媒体があります。そういった中で、なるべく解説の数が多く、自分がパット見てわかりやすそうなDAWを選ぶとよいでしょう。そういった意味では、日本でのユーザーが少ないDAWはおすすめできないかもしれません。

目標や憧れのクリエイターと同じものを買う

今は多くのクリエイターが発信をしていて、そういった人たちがどんな制作環境なのか、情報を得ることが簡単になってきました。もし、自分が目標としていたり、憧れているクリエイターがいるのであれば、その人とおなじDAWソフトを使うのもアリです。もしそのクリエイターが、独自の制作手法を公開してくれていたりすれば、自分も同じようにその手法を真似できます。また、モチベーションの面でも、自分の制作意欲を上げてくれるのに役立つ効果も期待できます。

まとめ

昨今のDAWソフトはどれも高機能で、国内でもユーザーのシェアは大きく別れているようです。これからDTMを始めようとする人はどれを選んだらいいか迷うと思います。まず前提として「ソフトよりも本人が使いこなせるかどうか」のほうが重要で、どんなソフトでも上手に扱うのはそれなりに難しい、ということに注意が必要です。そのうえで、「先輩と同じもの」「解説が多くわかりやすいもの」「憧れのクリエイターがつかっているもの」という基準で選べば、より失敗する可能性が低くなると思います。

以下の記事も参考に、DAWソフトを選び、素敵なDTMライフを満喫してください!

サウンドハウス

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