日本の学校教育はただのゲーム|最適な攻略方法を見つけよう

My Voice

テストの点数を競い合うゲームを強制的にやらされている

教育制度は国や時代によって異なります。私達が当たり前に受けてきた、小中学校の義務教育と、高校や専門学校、大学などのシステムは、それが絶対的に正しいものというわけではなく、これまでの歴史をふまえて日本が採用してきたシステムだと解釈するのが妥当です(それも随分古いものから変わっていませんが・・・)。

子供の頃はそんなことを考えることは難しいですが、大人になれば、それが「ただ誰かが決めた仕組み」であることは理解できます。ある一定のルールのもと、決められた内容をやるだけです。これは大きく考えれば、娯楽として遊ぶゲームと何も変わりません。

なので、まずはこの二択で考えます。

1.このゲームで遊ぶ

2.別のゲームをメインに遊ぶ

1.を選んだ場合、ゲームの成績がいいと、人生がより有利になる可能性が上がります。つまり、学業でいい成績をとって、上位の学校に進学すれば、社会的な評価がつき、高度な仕事や高収入な仕事について、高い給料や高い社会的評価を得やすくなります。一方で、2.を選ぶと、そういった道からは外れるものの、いきなり社会での「お金稼ぎ」というゲームに参加することもできます。場合によっては1.のルートよりも大きな収入を得たり、自由な生き方ができたりする可能性もあります。リスクとリターンを評価して、まずどちらのルートを選ぶかを考えるといいでしょう。

今回は、1.を選んだ場合の話で進めます。

1.のゲームの目的は、とにかく試験でいい点数をとることです。中学、高校、大学と進むにつれて、受ける科目や試験が選べるようになってきます。これは、自分が得意なゲームだったり、やりたいゲームを選べるということに等しいです。私達プレイヤーは、それぞれ生まれ持ったステータスが異なります。得意なことや好きなことが違うので、当然どんな科目にも向き不向きがあります。自分の好きだったり得意なことを伸ばす方向にいくのか、あえて苦手なことを克服しにいくのか、正解は人それぞれです。

次に、やるゲームを決めたら、攻略法を考えます。自分の持っているスキルとリソースを考え、それを利用してどうやったらゲームの得点(試験の点数)を多く取れるかを考えます。このとき、戦略と戦術を分けて考えることが有効です。戦略は、いかに戦わずに済むかのことで、勉強する箇所を絞ったり、目標点を適切に設定することによって、最小の労力で最大の成果を生むことを考えます。お金や時間次第では、塾や予備校などで補填するのもありでしょう(学校の先生は国や自治体に雇われているサラリーマンです。塾や予備校の講師は実力主義の世界で生きています。試験を攻略するノウハウに長けているのがどちらかは自明でしょう)。次の戦術は、実際に戦うとき、どうやるかです。暗記科目ならいかに効率よく暗記できるか、試験本番ではどういう順番で問題を解くかなどを考えます。これはどちらも大事で、戦術がよくても戦略に無駄が多いと、余計な努力をしてしまうし、戦略が完璧でも戦術が甘いと実際に結果にするのは難しいでしょう。

このように、学校の勉強もゲームだと思えば、取り組み方も変わってくるのではないでしょうか。結果さえよければ、その後のご褒美が人生単位でやってくるので、頑張る価値は十分あると思います。スマホのゲームなら課金して時間をかければ強くなれますが、その結果はSNSでスクショを自慢してお終いです。学校教育というゲームは長期戦でしんどいものの、結果をだせば自信につながるし、お金を稼ぐチャンスも広がります。頑張るか頑張らないかは自由だと思いますが、割り切って頑張ってみると結構いいゲームだと思うので、中高生の人はそんな気持ちで取り組んでみることをおすすめします。応援しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました