基本のコードを覚えたあとにオススメ
ギターを勉強し始めると、まず『オープンコード』というタイプのコードを押さえて弾けるようになると思います。
C、D、E、G、Aなどは比較的押さえやすいでしょう。F、Bなどのバレーコードも頑張って弾けるようになれば、ある程度色々な曲を弾けるようになってきます。
その次にぜひ覚えてもらいたいのがこちらの『E/G#型』コード。特徴としては
- 押さえやすい
- 響きが綺麗
- ポジションをずらして他のコードとしても利用できる
- ポップス系で使われることが多いボイシング
というのが挙げられます。
※2020年7月6日:追加記事
この押さえ方以外のフォームもご紹介しました。合わせてご覧ください!

E/G#の押さえ方のコツと注意点

まずしっかり左の手首を前に出して(体から遠ざけて)、指を指板に立てて押さえられるようにします。人差し指と小指は付け根からグッと開くようにしましょう。ピック弾きなら6弦から2弦までをストロークすれば良いですが、この際5弦は鳴らさないようにしなければいけないので、6弦を押さえている中指の腹の部分で触れるようにしてください。
この形のコードの大きなメリット
ある程度ギターのコードについて学習すると、FやBなどは、そのままずらせば他のコードとして使えることがわかり、演奏の幅が広がります。しかし、これらはバレーコードと呼ばれ抑えるのが結構タイヘンです。
このE/G#の押さえ方は、開放弦を使っていないのがポイントです。FやBなどと同じように、指板の横にずらしていけば他のコードとして使えます。ブリッジ(自分の方)に1フレット分ずらせば、F/A、もう1フレットずらせばF#/A#という風に、応用が効きます。
また他にも、この押さえ方で弾くと響が綺麗になる理由、意外とポップス系の曲で使われることが多いことなど、知っておくとかなり便利なのですが、その辺りはまた後日解説できたらと思います。
まとめ
コードを練習していると、意外とよく出てくる『E/G#』の弾き方の解説をいたしました。
少々コツが入りますが、慣れるととっても響きの綺麗で応用がきくコードフォームです。私もエレキ、アコギ問わず頻繁に使っています。ぜひマスターしていただければと思います。
他にもちょっとしたギターの小ネタを記事にしていますので、よかったらご覧ください!

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