元気のパワーは馬鹿にできない

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無駄に元気なヤツ

人は誰しも調子がいい時、悪い時があります。気分がいい時もあれば、落ち込むことがあるのは当たり前です。この波がそれほど過剰でなく、そして常にプラマイゼロならばそれほど気にする必要もないかもしれませんが、どちらかと言えばマイナスよりが多い・・・というのはあまり好ましくありません。

そもそも人間の性質として、「不安や恐怖を感じやすい」という性質があるそうです。これは歴史上、何万年も生きていく中で、自然界の外敵や飢餓が当たり前だったからと言われています。人より強い動物はたくさんいたし、狩猟採集がうまくいかなければ食っていくものがありません。人類が生存して子孫を残し続けるために、身の回りの恐ろしいことには敏感になっておかないと、それが死に直結するような状態が長く続いていました。現代のように、直接危害を与えるような自然界の外敵は近くにいなくて、食糧が有り余っているような状況は、人間という種族にとって、歴史上かなり珍しい状態だと言えます。

今の世の中は、大きな声から小さな声まで、人からの情報が溢れています。大きな声とは、マスメディアや影響力がある人の伝えることで、テレビやネットで嫌でも目に着きます。小さな声とは、その他大勢の一般の人たちです。昔からテレビでやってる「街頭インタビュー」なんてのは本当かやらせかよくわからない怪しげなものですが、ブログやSNSやYouTubeなどでリアルに発信される個人の意見はホンモノです。そしてそれらは、ネガティブなものほど人の注目を集めやすい性質があり、結果として世の中にはネガティブよりな情報が溢れることとなってしまいます。

私たちの日常には、心配なことや怖いことは当然あります。将来だって誰もが正確に予測できないから、誰もが不安です。しかし冷静に考えて、直接的に自分の命を脅かすような危険はどれくらいあるでしょうか?ネガティブや不安な気持ちが、自分にとって有益な行動を促すでしょうか?それよりも、ポジティブな気持ちで、明るく前向きにいた方が、個人にとっては直接的にメリットが多いのではないでしょうか。

なので、周囲の人でも、テレビタレントでも、架空のキャラクターでも、無駄に元気で明るいヤツって大事じゃないかなぁ、って思います。先日、お笑い芸人の「サンシャイン池崎」さんが感謝のジャスティス1万回の企画をやってましたが、ダイジェストだけで大笑いさせてもらいました。なんでもないことですが、こういうのって本当に大事だし、ありがたいことだと思います。「元気パワー」が足りてない時は、誰かからもらいましょう。「元気パワー」がみなぎっていたら、それを誰かにプレゼントできるようになったら、より素敵ですね。

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