他人の価値観と自分の価値観

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『何が大事かは私が決める』

こんにちは。わーさーです。今期も様々なアニメが放送されていていますが、私が毎週最新話を追いかけてるのは「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」です。友達に『懐古厨』と言われてしまいましたが、原作が面白いのはわかっているので安心して観れるのが嬉しいです。

そして副題の『何が大事かは私が決める』は、先月末より放送が始まった「トロピカル~ジュ!プリキュア」の主人公、「夏海まなつ」ちゃんのセリフです。最近プリキュアに興味を持って観始めたんですが、なかなか面白いですね。子供向けではあるものの、アニメーションや音楽のクオリティが高く、物語のメッセージ性も強くて質の高い作品だと思いました。前置きが長くなりましたが、今回のテーマは『価値観』です。

また前述のプリキュアの話で恐縮ですが、このセリフの前後はこのような流れです。「敵の怪物が味方で友達の人魚を捕まえる」→「主人公まなつが生身状態でそれを阻止しようと必死になる」→「怪物は主人公に、『お前には何もしないから早くどっか行け。自分と人魚だったら自分の方が大事だろ』と諭す」→「主人公まなつ叫ぶ『何が大事かは私が決める!』」このように、主人公はちゃんと主体性を持って自分の行動を決めています。一般論や状況から当然だろ、と思うことを他人に指摘されても、自分はこう思うというのをはっきり主張するのは、観ていてとても清々しかったです。

この世の中には、人間の数だけ価値観があります。そしてテレビやネットなどのメディアが発達し、多くの人の持ってる価値観で共通する部分がなんとなく混ざり合って「世間一般の常識」みたいなのが出来上がってきます。もしくは、一部の人たちがそれを恣意的に作り出していることも珍しくありません(情報操作や印象操作)。私たちの心理として、仲間外れが怖いので、なるべく多くの人の意見に従いたいという思いが強くなるのは自然なことです。しかしこれが同調圧力となって、個人の自由な価値観や意見が尊重されないということになると、息苦しさを感じる原因となってしまいます。

もしそういった、周りに合わせる息苦しさみたいなものを感じた時は、自分から変えていくことが第一歩です。相手と自分の価値観は根本的に違って当たり前であると認識すること。そして、誰かから何かを言われても、最終的に決めるのは自分であること。これは、精神的なタフさが必要ですが、自分らしく納得して毎日を過ごしたいならば、持っておくべき心構えだと思います。

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