PCでのクリエイティブな作業にトラブルはつきものです
昔は高価だったパソコンやそのソフトも、今は高機能なものがリーズナブルな値段で手に入ります。音楽やデジタルイラスト制作や動画編集など、昔は高価な機材を使えた一部の人だけがやっていたものが、今は多くの人が手軽に始められる状況です。
しかしコンピュータも常に完璧で万能なわけではありません。製品自体に問題があったり、使い方によって問題が起きてしまったりすることもよくあります。パソコンを使ったクリエイティブな作業をする上で、トラブル対応と無縁でいることは難しいでしょう。
トラブルを未然に防ぐ3つの習慣
私がパソコンでの音楽制作で仕事をするようになってから約6年。今ではそれに付随して、その他画像編集や動画編集も全てパソコンで行う私ですが、下記の3つはどれも共通して習慣化しているものです。これまで様々なトラブルを経験してきましたが、それらの対処や予防に効果的だったものをピックアップしてご紹介します。
Ctrl + S(⌘ + S)
作業途中でパソコンが落ちてしまうことは多々あります。私個人ですら一度や二度ではないですから、世の中の多くの人もこの悲しみを経験してきたことでしょう。だからこそ、我々人類は歴史に学び、悲しみの連鎖を断ち切らなければなりません。
「上書き保存」のショートカットキーである『Ctrl + S』(Macは『⌘ + S』)は、習慣であり手癖です。せっかく頑張って作り上げてきた制作物が無に帰すような悲しみを味わうことがないよう、これは最重要の操作と言えるでしょう。
ファイル名に日本語を使わない
ほとんどのコンピュータは英語をベースに作られています。日本語は世界的に見ればマイナーな言語なので、パソコン側がわざわざ私たち日本人でもわかるように表示を変えてくれている、という認識が正しいものになります。今ではその対応も非常に洗練されてはいるものの、異なるパソコンやアプリケーション間でデータをやりとりする際に「文字化け」のリスクは少なくありません。私は日本語でもローマ字読み表記で全て半角英数のファイル名を使用するように心がけています。
小まめにアップデート&再起動
パソコンは、メインのシステムであるOSと、それを元に様々な機能をするアプリケーションがあって、音楽を作ったり動画を作ったりと便利に働いてくれます。OSもアプリケーションも、それを開発している人たちが日進月歩でより良いものを生み出してくれています。しかしそれらの都合で、パソコンの動作が不安定になったりすることもよくあることです。(例外はありますが)基本的にソフトウェアは最新のものを使い、パソコン自体も再起動をかけることで、大抵の不具合は解消できてしまったりします。ここもメンドくさがらず習慣的にやっているポイントです。
まとめ
パソコンでのクリエイティブな作業には、トラブルもつきものです。ある程度のトラブル対応や予防策として有効なのは、小まめな上書き保存、ファイル名の付け方、アップデートと再起動です。レベルとわず全てのクリエイターの皆様にとって、参考にしていただければ幸いです!
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