【アニメレビュー】『ゾンビランドサガ』の評価はなぜ高いのか?

アニメ

あまりオススメしません。寝れなくなります。怖いから?いえ、面白すぎて一気見してしまうから。

『ゾンビランドサガ』は2018年放送のオリジナルテレビアニメ作品です。

あらすじは、一度死んだのにゾンビとなって蘇った少女たちが、佐賀県を盛り上げるためにアイドル活動をするというものですが、「ゾンビのアイドル」っていうだけでもインパクト強すぎですよね。これだけだと、筋の破綻した破茶滅茶な色物アニメを想像しそう・・・ですが。とんでもない。しっかり観た人には非常に評価されている良作なんです。私も実際に観てみて、印象がガラッと変わりました。

今回は、私が特に惹かれた「ゾンビランドサガ」の魅力をピックアップしてご紹介します。

死んでも頑張る彼女たちから、生きている私たちにその意味を問われている感覚

「挫折からの成長」というのは物語の王道パターンです。しかしゾンビランドサガは、主人公たちが全員、本来なら立ち直ることが不可能な究極的な挫折(=若いうちに死を迎える)を経験しています。「ゾンビが特殊メイクで普通の人間としてアイドルをやる」という荒唐無稽な設定がキーとなって、この作品の中での論理を完結させ、「挫折からの成長」を描いているのが唯一無二の特徴とも言えるでしょう。

「死ぬきで〜」とか「死んでも〜」とかは、比喩表現としてよく使われます。この作品でもセリフや歌詞などに度々出てくる表現ですが、実際に彼女たちはもう死んでいます。ただし、肉体的には死んでいても、それぞれの心には魂がしっかりとあって、特殊な環境に困惑しつつも自分と向き合い、その時できることに全力で挑んでいく姿にとても胸を打たれます。

生きていくことは大変なことです。誰にだって、苦しいことや悩みはつきものです。ちょっと疲れてしまったら、生きていくことがシンドイと思うときもあるでしょう。そんな時、この作品を観ていると、フランシュシュ(主人公たちのアイドルグループの名前)から「私たちは一度死んだけど、また頑張るよ!あなたは?」と、励まされ勇気をもらえるような、そんな気持ちにさせてくれます。

一曲一曲丁寧に、ゾンビに魂を吹き込む楽曲たち

このアニメは全12話の中で、OPED主題歌と、数々の挿入歌があります。アイドルがパフォーマンスのために歌う楽曲としてとても完成度が高いものも多く、また中にはヘヴィーメタル調の曲や、突発的なラップバトルが曲になってしまっているものもあったりして、バラエティーに富んでいます。

使われている楽曲は、一曲一曲が非常に丁寧に作られている印象です。どの曲も歌詞が作品のテーマをしっかりと踏襲していて、使われているフレーズから高いメッセージ性を感じ取れます。例えば、「目覚めRETURNER」はとてもキャッチーなエレクトロポップですが、「♪嗚呼もうこれ以上歩けない」「♪そんなことないでしょ?」のところの掛け合いなんて、ゾンビの子が歌ってると思うと奇妙な説得力があります。ぜひ作品を観た後はサントラもじっくり聴いてみてください!

あと個人的には「特攻DANCE」がツボでした。思いっきり氣志團の「One Night Carnival」をパロディーにした曲ですが、完成度高いし、かわいい。「One Night Carnival」は何度かコピバンで演奏したことがあって、思い入れの深い曲です。とても懐かしい気持ちになりました。

Zombieland Saga – 特攻DANCE/Kamikaze DANCE (Saki Nikaido center, English sub)
氣志團 – One Night Carnival

まとめ

もうこれ巽幸太郎まんまです(宮野さん最高)。二期がとっても楽しみです!

宮野真守、元日『ゾンビランドサガ』2期の重大発表告知「沈黙はもうやめじゃ~い」 『ゾンビランドサガ リベンジ』

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【本日のオススメ本】

【新装版】ゾンビランドサガ サガ覚醒編 (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)

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