夢追い人のバイト選び3パターン

ノウハウ

夢を追いかける

普通に学校を出て、企業に就職したり公務員になったりするような人生ではなく、

自分が心からやりたいと思い、かつごく一部の人しかできないような仕事や生き方を選ぶことを、一般的には「夢を追いかける」と表現されます。

例えば、プロスポーツ選手やプロミュージシャンや、俳優や声優、有名YouTuberなどなど、多くの人が憧れても、なかなかそうなるには難しいものが殆どです。

プロセス

そんな夢を叶えた人は、一晩や一週間程度でその域にたどり着いたのでしょうか?

当然ながら、そこに至るには、多くの人に知られることのないプロセスがあります。芸歴何十年でようやくブレイクを果たしたお笑い芸人は、日の目を見るまで長い時間をその道に費やしてきたはずです。

そして、その道で成功を治めるまでは、生活費は他で賄う必要があります。親や他者からの援助があるケースを除けば、大抵は自力で生活しながら、夢を追いかける日々が続きます。

タイトルでは「バイト選び」と書きましたが、生活のための収入を得る目的であれば、アルバイトだろうが派遣だろうが正社員だろうが、それは雇用形態だけの違いであって本質的には変わりません。

今回は、そんな「夢追い人」が、「生活のための仕事」を選ぶ際の3つのパターンをご紹介します。

自分の夢とは関係ないものであっても、そこは適当に決めるのではなく、しっかりと軸を持って仕事を決めるべきです。将来の自分に辿り着くために、今必要なプロセスとして捉えると、自ずと迷わず選べるようになるはずです。

夢追い人の仕事選び

ここからは、そんな夢を追いかける人が、プロセスの中で他の仕事を選ぶときの3つの軸をご紹介します。バイトでも、社員でも、何か先の目標がある時に、一時的に他の仕事を選ぶタイミングには、この3つの軸のどれかを念頭におくことをオススメします!

お金のため

夢を追いかけるためには、お金が必要です。

例えば、ミュージシャンになろうとするなら、教育(レッスンや教材)や機材(楽器)や経験(アマチュアがステージに上がるには身銭を切らなければいけません)のために、多額の投資が必要なのはいうまでもありません。

お金最優先ならば、その時点で自分ができる最も稼ぎのいい仕事を選ぶべきです。一般的に、アルバイトよりもフルタイムの仕事の方が、単位時間あたりの稼ぎはいいと言えます。夢を追うために、一時的にそのような仕事を選び、生活費を切り詰めてお金をためるのも一つの手段です。ただし、その仕事の面接で「1年稼ぐだけ稼いだら、辞めます!!」なんて言うと採用してもらえない可能性が高いので、そこはうまく世渡りしましょう(笑)。

学ぶため

自分の夢に近づくため、仕事をしながら学ぶことを目的にするのも良いでしょう。

例えば、役者志望で接客業をやると言うのも理にかなっています。接客業は、お客さんのために、サービスを提供するスタッフを「演じる」ことが必要です。常に人前に立つ意識を持つことも役に立つでしょう。

また少し違ったアプローチとして、「間接的なスキル」を磨くために仕事を選ぶのも良い方法です。YouTuberは自分で自分を売っていって、有名になる必要があります。そのために、マーケティングやライティングなどのビジネススキルを学ぶことも必要になってきます。みんなを楽しませる面白いことをやる人になるために、裏ではマジメにビジネスについて学ぶ。そんなアプローチで、仕事を選ぶのも良い方法です。

繋がるため

仕事は人との繋がりで成り立っています。

自分の思い描く未来では、どんな人と繋がり、どんな仕事をするか想像します。すると、会いたい人や存在を知りたい&知ってもらいたい人の姿も見えてきます。

芸能関係で夢を追いかけるならば、そういった人たちが近くにいるアルバイトなどを選ぶのは常套手段でしょう。人は周囲の環境に多大な影響を受ける生き物です。その環境を選び、将来に繋がる人脈を求めて仕事を選ぶのも、賢い方法の一つであることに違いがありません。

私の場合の例

私はミュージシャンになるために、結構いろんなバイトをして過ごした経験があります。一例として、秋葉原のメイド 喫茶でキッチンスタッフをやっていたことがありました。それは、お金のためでも、学ぶためでもありません。「繋がるため」です。アニソンやアイドルソングが好きでそれを作る仕事がしたいと思っていた私は、当時全くコネがなく、身近に相談できる人がいない状況でした。なので、少しでもそういった業界に近い場所を探すべく、秋葉原という地域で、まさに地下アイドルやアニメコンテンツの聖地に身を置くことで、その可能性を追い求めました。

結果、私の初めての仕事としての楽曲提供は、そのお店のキャストによるアイドルユニットのオリジナルCDでした。それまでの人生でほぼ勉強とラグビーしかやってこなかった20過ぎの若者が、自分の作った詞と音が入ったCDを人がお金を払って買っていく、ということを体験できたのは、まさにこの「繋がるため」 に仕事を選んだ結果だと思っています。

まとめ

夢を追いかけるには、プロセスがあります。

そのプロセスの中で、アルバイトなどの仕事を選ぶ段階があれば、そこには軸を持って選ぶと良い結果に繋がるでしょう。

それがお金なのか、学びなのか、繋がりなのかは、その人や状況によって最適な選択肢は変わってきます。

今は選択肢が多すぎる世の中です。必ず迷います。どれが正解かを正しく予測できる人などいません。自分で選んだものを正解にするしかないんです。そのために、今回挙げたような「軸」を持ってください。決めてください。最善のチョイスのために、他の選択肢を捨てる覚悟を持ってください。そうすれば、あなたが選んだものがベストな答えになります。

夢を追いかける人を、心から応援しています。

【本日のオススメ本】

マンガでよくわかる エッセンシャル思考

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