根性論のウソ
頑張りたくても、自分が頑張れない時・・・ありますよね。私も学生時代はヒドイもので、当時の先生や周りからボロクソ言われてました。
それって、気持ちが足りないんでしょうか?
根性でなんとかなるものなんでしょうか?
根性が無いから、頑張れないんでしょうか?
頑張ってる人より、根性が劣っているんでしょうか?
冷静に考えると、「根性なんて比較しようがない」ことに気付くと思います。
ということは、根性があるとかないとか、他人がそれを客観的に判断することなんてそもそも無理だということになります。
結論として、根性論は上から目線のマウンティングであり、人はやる時にはやるし、やらないときにはやらない生き物です。
マウンティングを無視して最適解に辿り着く
根性論を振りかざすのはマウンティングだと思っていいでしょう。
目的と手段がはっきりしていて、自分の中で強い動機付け(モチベーション)をしっかり持てているなら、その目的に向かって自ずと行動を起こすはずです。
この、目的に向かった行動は、万人共通の答えがありません。
目的も、それに向かう手段も、そもそもの動機付けも、、、、これらは人それぞれ全く違うからです。なので、根性論のマウンティングをされて自分を責めたり、落ち込んだりすることは無意味です。
それよりも、自分にとっての「最適解」を見つけることが大切です。
『成功者』のポジショントーク
いわゆる成功者は、この「最適解」を見つけて実践できた人でしょう。努力をしたという表現もできますが、それは正しく努力できる「最適解」があったからです。
私はこれまで生きてきて、勉強も運動も、仕事も遊びも、割と色々な分野を幅広くやってきました。そして周りのいろんな人をみてきました。頑張れる人とそうでない人の違いは、「その人に向いていることをやっているかどうか」の違いと言い切っていいと思います。
体調管理の重要性
最適解ともう一つ、非常に重要なのが、自分の体調です。
いくら正しい目的と手段を選び取っても、体調が悪いと頑張ることはできません。食事、睡眠、運動という基本的なことが大事なのは自明です。まともに食事をせず、睡眠をとらず、極端に動かないか体を酷使しすぎるかすれば、私たちの体はしっかりと動いてくれないようになっています。
「寝ないで努力しろ」という言葉もよく聞かれます。これはちょっと順序が逆ですよね。自分の最適解を実践してたら、「寝る間も惜しんでやってしまった」という結果なら話がわかります。向いてないことを、寝ないで努力するのは、人生の時間の無駄遣いになってしまいます。
まとめ
成功者や、立場が上の人はポジショントークをします。
「根性を出して努力をしろ」というマウンティングに対し、自分を責めたり落ち込んだりする必要は全くありません。
自分が果たしたい目的と、そのための手段を正しく認識することが重要です。私はそれを「最適解」と表現しています。これは人によって違うので、自分で見つけていくしかありません。
これは、小・中・高・大とラグビー漬けの毎日を過ごし、根性論で純粋培養されてきた私の今の結論です。
今頑張れてないとあなたが思っていても、もしその「最適解」が見つかれば、結果として「めちゃくちゃ頑張ってる人」になっているでしょう。
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