2020年末に思うこと
改めまして、今年一年、多くの人に支えられて年の瀬を迎えることができ、とても感謝しています。
大きな社会の変化で、色々と不自由に思うこともありましたが、これまでの日常のなんでもないことがありがたいことだと、再認識もできました。
2020年の暮れに思うことは、「今、できることはなんだろう」ということです。今年は多くのことが、それまでできたのに「今できない」に変わりました。でもそれは、できないことにフォーカスしているだけであり、今できることにもしっかり目を向けなければいけないとも思います。
今できることの例?
例えば、簡単にできることで言えば、お酒を飲んで愚痴を言うことなんかは「いますぐ」できます。自分の思い通りにいかないことは、そうすれば気分は紛れるでしょう。
散々だった過去を振り返って、嘆くことも「今すぐ」できます。過去の自分の選択や行動を悔いたり、自分でコントロールできないことへの不平不満を言えば、その場の気休めにもなるでしょう。
未来に対してあれこれ考え、不安になることも「今すぐ」できます。未来を正確に予測するなんて誰にもできないですが、ネガティブに考えて、もし実際に悪いことが起きた時に心の準備をしておくことはできます。そうすれば、もし悪いことが起きても、傷を浅くできるかもしれません。
何のために
上に挙げたように、今すぐできることは、色々あります。これらは全部無駄とは言えません。でも何のためにやるんでしょうか?自分の気分を紛らわしたり、これから起こるかもしれないことに受け身で準備したりと、それを続けていたら、未来はどうなってしまうのでしょうか?
私たちは、日々考え、選択をします。その結果が、人それぞれの今です。未来にどうあるかは、他者が決めることではなく、自分が決めた延長にあります。未来をどう生きるかという、自分が望むものを手に入れると言う目的を考えた時、果たして今できることは何でしょうか?
お酒を飲んで愚痴を言うでも、過去を嘆くのも、未来を不安視するのも。
また、未来のために能動的に今から行動を起こすのも。
全て自由です。私は、自分で選べるものは自分で選びたいと考えるので、来年とその先に向けて、今すぐできることを考え続けています。
まとめ
最後に、多くの人にとってとても困難な一年でも、前向きに、懸命に日々を生きてきた多くの人に感謝をいたします。例を出すと書き切れないのですが、特に同業の音楽を生業としている人の多くは、前を見続けて活動していることに、心から尊敬しています。
当ブログをお読みいただきありがとうございます。どうぞお体にはお気をつけて、良いお年をお迎えください。
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