DTMをやるのに楽器はできた方がいいか?

DTM

楽器が弾けなくても音楽が作れる?

今や音楽の制作はほぼほぼDTMを使います。パソコンや、タブレットやスマホでも音楽が作れる時代です。

音楽を作れるのは、ピアノとかギターが弾ける人だけとは限らないものです。実際、著名なクリエイターでも楽器を使わずヒット作品を生み出している人はいるようです。

しかし、とはいえ、「楽器が弾けた方が、曲作りに有利なのでは?」と思うこともあると思います。実際のところはどうなんでしょうか?

ピアノ弾ける人が最強

結論として、ピアノ(または鍵盤楽器)の演奏ができることが最重要です。

理由は、基本的に現代の音楽がド〜シまでの12音(#や♭含む)を元に作られ、そしてピアノは全ての楽器の中で最も広い音域を持っているからです。

曲の根幹となる、リズム、メロディ、ハーモニーは全てピアノ1台で表現できると言っても過言ではありません。

さらに、DAWではピアノロールというシーケンス画面を使うことが基本ですし、入力デバイスもピアノ鍵盤のものが主流です。

ただし補足として、「楽器ができなくても音楽自体は作れる」ことは間違いありません。

Ableton Liveに代表されるようなループベースの楽曲制作スタイルでは、ピアノロールを使った作曲とはちょっと方向性が異なります。広い意味ではこれも音楽制作です。”制作スタイルによる”と、言ってしまえばそれまでですが、ピアノができた方が有利なのは間違いがないです。

「楽曲制作に有利なスキルを身に着ける」という目的であるならば、ギターよりもピアノをオススメします。楽器が弾けなくても音楽が作れるというのは事実ではありますが、それを楽器を練習しないことのエクスキューズにすべきではない、ということには注意しなければいけません。

まとめ

ピアノを演奏できることが、楽曲制作に有利であることは間違いありません。

ピアノ演奏をすることが目的でなくても、例えばコードをパッと押さえたり、主要なスケールを弾けたりできると、DTMでの楽曲制作に大きなメリットとなります。

作編曲では、一人でやるべきこと、身につけるべきスキル、覚えるべきことがたくさんあります。楽器練習もやるのは大変です。それでも楽器演奏を身に付けたい場合、何か一つに絞るなら、ピアノの基礎的な演奏が一番効果が高いでしょう。

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