多くの人が大変な思いをした年
今年は多くの人にとって忘れがたい衝撃を受けた一年だったと思います。
オリンピックイヤーでもあり、令和になって初めての年明け、新年の希望を抱いていた私たちに冷や水をさすかのように新型コロナウィルスが世界中で蔓延しました。
東京で予定されていたオリンピックが延期になったことを筆頭に、私たちの生活の様々な面で「感染拡大防止」のために活動ができませんでした。
そして、ウィルス感染症によって多くの方が亡くなられ、また医療関係者の皆様にも多大な負担を強いている状況は、まだ続いてます。
こんな状況の中で、世の中では多くの方がこの脅威に尽力されているのも事実です。幸い、今のところ、私と周囲の人にはまだ感染症に罹った人はいませんが、それでも個人的に、日々関わっている方々への感謝の思いがあります。
それは、”接客業をされている皆様”です。
”対策”を徹底してくれた接客業のお店
コンビニ、カフェ、ファストフード、レストラン、医療機関、など、様々なお店では接客が必要です。
この一年で、どのお店も「コロナ対策」を徹底されているのを目にします。
従業員の皆様はマスクやフェイスガードを必ずしているし、健康管理も徹底されていると思います。お店にはアルコールが常に設置され、清掃も頻繁にされているのをよく目にします。透明なシートを貼ったり、座席に間隔を開けるなどもちゃんとしています。
コロナ前まで、こんなことは必要ありませんでした。しかし今は、以前にも増して接客業に必要なことが増えているにもかかわらず、多くのお店がそれに取り組んでいただいています。
コーヒー1杯飲むのにかかるコスト
私はコーヒー1杯だけでカフェを利用させていただくことがあります。
たった500円しないくらいの金額です。それでも、お店は店舗の家賃を払い、従業員を雇い、様々なサービスを用意して、私に1杯のコーヒーとその空間で過ごす時間を提供してくれています。それに加えて、感染対策の手間や費用は単純に上積みされています。間違いなくこれまでより苦しい状況ではあると思いますが、それでもお店を運営し、サービスを提供してくれていることにとても感謝しています。経営者並びにスタッフの皆様に対して、私ができることは、まず自分が健康を維持していること、そして自分もマスクや消毒などの対策を徹底して、これからもサービスを利用させていただくことだと思っています。
まとめ
今後世の中がどうなっていくかは、誰にも正確な予測などできない状況です。それでも、それぞれの立場で、現状の最善を尽くされている皆様がいるのも事実で、私はそれにとても感謝しています。
そして、私は私の立場で、今できることを精一杯やるしかないと思っています。音楽は所詮音楽で、腹の足しにもならなければウィルスを食い止めることもできません。しかし、音楽には人の心に寄り添える力があると信じていますし、自分もそんな音楽家でありたいと常に思っています。
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