DTMで曲の秒数を微調整する3つのコツ

DTM

指定の秒数で作曲する

DTMで曲を作るときに、「秒数を指定されて」作ることがよくあります。

TVアニメのオープニングやエンディング主題歌について、軒並み89秒の指定があるのは有名な話です。

1秒単位でしっかり決まった長さにするって、職人技っぽくて結構難しそうですよね。

ですが、コツを押さえればそこまで難しくもないので、これからご紹介する私なりの方法をぜひ参考にしてみてください。

尺(曲の長さ)を調整するコツ

ここからは、曲を作る上での、尺(長さ)を調整するコツを簡単にご紹介します。

構成を検討して大雑把に合わせる

曲はイントロ、Aメロ、サビなどのセクションに分けて作ることが一般的です。

それぞれのセクションの長さや順番を調節すると、だいたいの曲の長さが決まります。1秒単位で細かく調整する前に、まずは構成を練って、10秒以内くらいの誤差を目安に大雑把に曲の長さを決めてしまいます。

(セクションについては、過去のこちらの記事も参考にしてみてください)

BPMを微調整する

bpmを変更するだけで曲の長さは変わります。ただし、曲全体の小節数やそもそものテンポによってもその変化する量は違ってきます。
また、bpmは基本的に小数を使わないものですが、微調整のためなら小数点以下でやってもいいかもしれません。ただし、共同で作業する人がいる場合、関係者もbpmを合わせて作業する点に注意が必要です。

曲の前後に効果音を入れる

縮めるより引き延ばすほうが簡単です。1の工程で少し短めにしておくといいかもしれません。効果音の種類やその使い方によって、ms単位での最終的なTDの尺を調節できます。

まとめ

DTMで曲を作るとき、決められた秒数できっちりと収めたい場合は、

  1. 構成を練る
  2. BPMを微調整する
  3. 曲の前後に効果音をいれる

の、3つのコツが有効です。

また余談ですが、初めから尺の秒数を決めて、テンポや構成をそれに合わせていくやり方もありますね。東京事変の「能動的3分間」なんかは、おそらくそうやって3分きっかりの曲を作ったんだと思います。こういったアプローチも面白いですね。

このように、いろんなアプローチがありますので、ぜひお試しください!

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