YouTubeや読書で勉強するときの注意点

ノウハウ

全てを鵜呑みにするな

意識高い系の私は、普段から読書やYouTubeの情報発信などで学びを深めています。

最近では、多くのビジネス書や自己啓発書、ビジネス系YouTuberが情報発信をしているので、仕事や私生活をより良くするための様々なノウハウが簡単に手に入ります。

これはとてもありがたいことですが、そこで勉強する時に注意すべきことがあります。

それは、全てを鵜呑みにしないことです。

では、私たちはそんな有益な情報発信をどのように受け取ればいいのでしょうか?

そもそも、人それぞれ違った環境にいる

まず大前提として、私たちは一人として同じ環境や条件にいることはありません。

起業して成功した人も、YouTuberで成功した人も、音楽家で成功した人も、それぞれ成功に至った方法論があるとは思います。でもそれは、その方法を使えば万人が同じことを再現できることを意味していません。

例えば、その人の生きた時代とか、活動した地域とか、周りの人とか、人間としての特徴などの様々な要因があります。それに加味して、成功した人々の実践した方法がうまく生き、その結果にたどり着いたと考えるのが自然です。

よって、成功者が語るような、既に結果を伴った思考や方法論も、様々な他の外的要因と重なっていたと捉え、全てが自分に当てはまると思わないようにすることが大切です。

ちょっとナナメから見る

とは言え、そういった人たちの言葉には、成功に導くエッセンスがあることも確かです。

全く無視して我流で、というのでもいいのですが、より成功に近くための要因を知っておくことは有益であると言えます。なので、本を読んだりYouTubeをみて勉強するときは、ちょっとナナメから見る(聞く)ことを推奨します。

これは、言っている人の言葉を真正面から間に受けるのではなく、ちょっと距離を置いたところから、その言葉の出発点と到達点を眺めるようなイメージです。その言葉の出てくる理由と、その言葉の持つ意味を俯瞰して見ると、それが自分に取って有益な情報か、または自分にはあまり関係のない言葉なのかを批判的に見ることができるようになります。

結局、様々な人が意見をいいますが、最終的に自分の考えや行動を決めるのは自分自身です。誰かの言った通りに動いて、うまくいかなかったとしても、その責任は自分でとるしかありません。

まとめ

インフルエンサーやパグリックスピーカー、著名人などの発言には影響力があります。

ありがたい言葉も多い一方で、その言葉全てが私たち一人一人に当てはまるはずがありません。

もし、万人に共通する真理のようなものを見つけたら、それはもう歴史の偉人の中でトップに君臨できます(そんなことはなかなかできることではありません)。そんなものがあれば、世の中の全ての人が成功し、不満など一切ない幸せな人生を送れているはずです。でも実際はそうではありません。

だから、それらは参考にしつつも、必ず自分の頭で考え、自分自身で実践し、自分に取っての最適を見つけていくしかないのでしょう。

【本日のオススメ本】

平均思考は捨てなさい──出る杭を伸ばす個の科学 (早川書房)

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