「2拍3連」 or 「付点8分と8分の”3+3+2″」

楽譜・スコア

似たようなリズム

楽譜の読み方は、音楽の学習で避けて通れない項目です。

「ドレミ〜」がどの位置にあるか、ということ(音程)。

そして、音の長さ(音価)とリズムを正しく読み、また表現することが求められます。

そこで今回は、「聴いてみると似たようなリズム」でも、譜面で表すとどのような違いがあるか、そして実際の音の長さはどれだけ違うかをご説明します。

2拍3連と、付点8分音符

(※以下、全て4/4拍子です)

これらは、2拍(4分音符二つ)分の長さで表現されるリズムです。

下の2段の譜面をご覧ください。

上が、2小節目の3拍目から、2拍3連で3回音がなります。

一方下は、同じ場所から、付点8分音符、そして16分音符と8分音符がタイで繋がれ、最後に8分音符となります。

それぞれが実際にどのように違うか、BPMごとのその聞こえ方を確認してみてください。

では、それぞれの音符の音の長さ(音価)を、数字で計算してみます。(ミリ以下は四捨五入)

bpm=90の場合、音符一つ分の音価(音の長さ)は、2拍3連で444ミリ秒が三回、付点8分の3+3+2だと500ミリ秒、500ミリ秒、333ミリ秒となります。

bpm=120の場合、音符一つ分の音価(音の長さ)は、2拍3連で333ミリ秒が三回、付点8分の3+3+2だと375ミリ秒、375ミリ秒、250ミリ秒となります。

bpm=160の場合、音符一つ分の音価(音の長さ)は、2拍3連で250ミリ秒が三回、付点8分の3+3+2だと281ミリ秒、281ミリ秒、188ミリ秒となります。

bpm=210の場合、音符一つ分の音価(音の長さ)は、2拍3連で190ミリ秒が三回、付点8分の3+3+2だと214ミリ秒、214ミリ秒、143ミリ秒となります。

縦軸は秒

このように、テンポが速ければ速いほど、それぞれの音価の秒数の違いが小さくなり、この二つのリズムの聞こえ方は判別が難しくなっていきます。

基準の細かい音符

では、この二つのリズムを、どのように数えたらいいのでしょうか?

それには、基準の細かい音符を考えると便利です。

2拍3連は、8分3連の系統のリズムと捉えることができます。

一方の付点8分の方は、16分音符を基準に数えるのが基本です。

上の図は、2拍3連と付点8分の3+3+2を、タイを使って違った表記にしたものです。

2拍3連は、8分の3連譜が2拍分(計6こ)あるうち、1つめと2つめ、3つめと4つめ、5つめと6つめをタイで繋げたものとも捉えることができます。小節頭から口ずさんで数えるとすると、タイなしで「ウン、ウン、タタタタタタ」となるのが、タイで繋いで「ウン、ウン、タァタァタァ」となります。

一方の付点8分の方は、16分音符が8つあるうち、最初から3つめ、次の3つ、そして最後の2つをタイで繋げたもの、と捉えることができます。口ずさんで数えるなら、タイなしで「ウン、ウン、タタタタタタタタ」が、タイで繋いで「ウン、ウン、タァァタァァタァ」となります。

慣れるまで、メトロノームを鳴らしながら、ゆっくり数えてみましょう!

もっとシンプルに

これをもっとシンプルに、わかりやすく把握するなら、既存の言葉に当てはめてみてください。

例えば、2拍3連なら、

ィ(油淋鶏)」

がピッタリです。ユ、リ、チにアクセントを持ってくればOK!

一方、付点8分の3+3+2の場合は、

ゅうかぅぷき(中華スープ付き)」

は、どうでしょうか。ち、す、つにアクセントを持ってくればバッチリです!

まとめ

リズムはとっても大事です!音楽を操るために、リズムトレーニングも、日々の練習に積極的に取り入れてみてください!

【本日のオススメ本】

音楽の基礎学習プリント 書いて覚える徹底!!譜読 (幼稚園から小学生全学年まで対応) 池田奈々子:編

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