Afterglow三竹蘭のギター
アニメのカテゴリーで「バンドもの」は定番のジャンルとなってきましたが、現在最も認知度が高いのは、多くの個性的なバンド(キャラクター)が活躍する「バンドリ!」ではないでしょうか。

中の人(声優さん)が実際に演奏するライブも頻繁に開催されていて、多くのファンがいます(ちなみに私は初期の頃のPastel*Palettesの曲をめっちゃ聴いてました)。
そんな中、作中に登場するバンド「Afterglow」のギター&ボーカル「三竹蘭」が手にしている、赤くてかっこいいギターはどんなモデルなんでしょうか?実在するのでしょうか?(実際のコラボモデルの楽器販売などはまだされていないようですが・・・)


今回は、「三竹蘭」の使用するギターを考察してみました
「レス・ポール」タイプ
まず、エレキギターはその「形状」から大まかなタイプ分けができます。
「三竹蘭」の持っているギターは、長方形のヘッド、左右均等のボディでシングルカッタウェイ(ネック付近が片方だけ抉れた形状)、ハムバッカー・タイプのピックアップ2基(弦の振動を拾うマイク部分)、ストップ・テイルピース(ボディ側で弦を固定する部分)などから、「レス・ポール」タイプだと判断できます。
「レス・ポール」タイプにも様々なカラーがあります。一般的なのはサンバーストという木目調のものです。「三竹蘭」のギターは、レス・ポールタイプの赤系のカラーリングがされたもの、と言えるでしょう。

TOKAI ( トーカイ ) / LS212F C/VF
ここで、市販のフィギュアも参考にしてみます。

フィギュアで再現されたものをみても、上記の「レス・ポール」モデルで、「赤系」の塗装がされたもの、と見てとることができます。
全く同じモデルと断定できるものではありませんが、実際に販売されているものでは、次のモデルがより近いと思われます。

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ただし、こちらのモデルには、ボディ中腹部に「ピックガード」がついています。見た目的にこの部分は結構違ってしまいますが、このパーツは通常、ネジで簡単に取り外せます。なので、「レス・ポール」タイプの、「赤系」塗装で、「ピックガードを外す」ようにすれば、市販のモデルでも「三竹蘭」仕様に近づけることができるのではないでしょうか。
「自分で塗装」した猛者が
Twitter上では、なんと既存のギターを自ら「再塗装」して、「蘭ギター」を制作する強者がおりました・・・。この出来と情熱は素晴らしいです。写真で見る限り、とても再現性が高いですね!
去年作ったギターをバンドリのAfterglow美竹蘭のギターに再塗装してみた!
— TAKASHI (@takashiguitar14) September 17, 2018
いくつかの絵を参考にして、完全再現ではないけどこんな感じに出来た#美竹蘭#バンドリ#Afterglow pic.twitter.com/OLryd7UYvh
また、レスポールを自分で組み上げるキットも売っていたりします。木工・塗装が得意だったり、これから挑戦してみようという方なら、こういうキットを買って「蘭ギター」を自作してしまうのも一つの手です。間違いなく「世界で一本のギター」として自慢できるモノになるし、その制作過程が楽しくてかけがえのない財産になるのではないでしょうか。

HOSCO ( ホスコ ) / ER-KIT-LP
まとめ
バンドリに登場するバンド「Afterglow」の「三竹蘭」について、彼女が使用するギターを考察し、それを実際に再現する方法について検討してみました。
市販モデルで、特徴の似ているものを買う方法もありますし、既存のギターや、自作キットを自分で塗装するのもアリです。
「蘭ギター」に興味を持って、コスプレしたり、バンドリ の曲を演奏する時に使ったりしたい時に、是非参考にしてみてください!
【本日のオススメ本】
はじめてのハンドクラフト・ギター 世界に1本だけのシグネチャー・モデルを“自分の手”で作ろう (ギター・マガジン)
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