自然な食欲
ダイエットに重要なのは、食事とメンタルのコントロールだということは以前の記事でご紹介しました。(運動はそれほど重要じゃない)
食事のコントロールは結構難しいです。
そもそも人は、有史以前の長い歴史でずーーーーーっと食糧が足りてませんでした。狩りや農耕も安定はせず、うまくいかなければ餓死が待っています。なので、本能的に私たちの脳は「食えるんなら食っとけ!!」という仕組みになっています。
今は状況が全く違って、特に日本では極端な話、お金がなくても食べ物に困ることはありません。食糧自体は余ってるし、金銭的に困窮するならば、行政や優しい隣人や、誰かが必ず助けてくれます。
にもかかわらず、私たちは本能的に空腹を恐れています。なので、
腹がそんなに減ってなくても、食べたくなります。
まずはこのことを念頭に置くと、普段、意外な理由で「食べ過ぎてしまっている」状況が認識できます。
不本意に食べ過ぎてしまう状況
誰かと一緒に食べる
人と食事をすると、多かれ少なかれ、一緒に食べる相手と食べる内容を合わせることになります。自分の適量、相手の適量は違うのに、「多く食べる方に量を合わせる」という現象も起きてしまいます。つられて多く食べていないか、に気をつけ、お互いが適切な量を食べるべき、という認識を持つ人たちと一緒に食事をとるのがベストではないでしょうか。
3食きちんと食べる
「朝、昼、晩の3食、きっちり食べて健康に!」
というスローガンは過去のものになっています。
食事や生活のリズムを整えるのは大事ですが、かといって、そんなにお腹が減っていないときに「朝ご飯の時間だから食べなきゃ・・・」が間違っています。
私たちは社会の中で活動をしています。しかも体調は日々変化します。様々な要因で食べ過ぎてしまうことも当然あります。そしたら「食べないでも大丈夫」という時間帯も当然出てきます。その時に、「朝、昼、晩は必ず」と、思考停止して食事をしてしまうと、過食になります。腹が減ってなければ、食事は抜いても大丈夫です。
もったいないから食べる
焼肉バイキング、スイーツバイキング、寿司食べ放題・・・最高ですよね。
でもこれの目的って、好きなものをお金を気にせず腹一杯食べることのはずです。
しかし、「勿体無い!元以上をとるぞ!」と言って食べ過ぎてしまうことはよくあります。
・・・それ、幸せでしょうか?食べ過ぎたら結構あとで後悔します。
食べ放題に限らずとも、「食べないと勿体無い」という心理で、自分の空腹状態と関係なく食べてしまうことが往々にしてあります。食べ物を大事にすることはとてもいいことだと思いますが、「お金的に損したくない」というモチベーションで食べるのは、同じ「勿体無い」でも全く意味が異なると思います。
まとめ
不本意な現状を帰るには、まず今の自分をしっかり観察することが大事です。1日にどれくらいの食事をして、何kcalとっているのか、オススメはアプリなどで全て把握することですが、面倒なのでざっくりでもいいかもしれません(私は毎日カロリー計算してます)。
普段、何気なくやっていることこそ、改善の余地が眠っています。この記事によって、何か新しい気付きにつなげていただければ幸いです!
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