お金を節約したい
一人暮らしは何かとお金がかかります。
色々なコストを見直して、何かを節約すれば、貯金したり、他のことにもっと予算が割けるので、節約はとてもいいことです。
しかし、「お金が出ていくのを避ける」という目的で節約するのに、それが悪影響を及ぼしたり、逆にお金がかかったりしてしまうこともあります。
今回はそんなNGな節約術を3つご紹介します。
是非あなたも参考にしてみて、「節約しているつもり」なのに、生活を豊かにできないような行動をしていたら、見直してみてはいかがでしょうか!
やってはいけない節約
食費を優先的に削る
何か食べないと生きていけないので、食費は常にかかります。ここをできるだけ安く済ませれば、結構お金が浮きそうです。
しかし、食費を削っていった時に危険なのが、「栄養の偏り」です。
日々の健康は、睡眠や運動、そして食事が何より重要なのはいうまでもありません。適切な栄養を、適切なカロリーで摂取していれば、肥満や病気のリスクを大きく減らせることは様々な科学的エビデンスを元に明らかになっています。
ただし、これだけ飽食の時代にあると、「安い食品ほど栄養価が偏る」という傾向があるのも事実です。以前のブログでもご紹介したように、主に先進国で「低所得者層ほど肥満になる傾向」というのがあるそうです。
より良い暮らしのための節約が、自らの健康を害するような行為につながっては本末転倒です。食費を削ったのに、病気になって病院にお金を払ったり、ダイエットのためにジムに通ったりしたら、結局お金が浮いていないという事態になります。
必ずしも高級食材を使ったリッチな食事をする必要はありません。スーパーや、コンビニの商品でもきちんと選べばしっかりとした栄養の食べ物が手に入ります。ある程度の食費は最優先で確保すべきでしょう。
もらったものを溜め込む
普段生活していると、意外といろんな物をもらいます。
食べ物や飲み物のお裾分けだけでなく、コンビニや宅配でもらう箸、紙ナプキン、小分けの調味料など、細々したものは「いつか使う」と思っていると、部屋を圧迫します。
基本的にものを持つと、「在庫費」がかかると考えられます。(こちらも以前の記事で紹介しています)
ではこれの反論として、「必要になった時に、わざわざ買うのは勿体無い」というのもあります。では、その時の購入の費用はどの程度でしょうか?細々したものを持ち続ける費用と、必要な時にそれを買う費用、どちらの方が安いでしょうか?
これは長期的な目でみないと、その損得が見えてきません。しかし、わずか数mlの調味料や、一枚一円にも満たない紙類など、その使用頻度と購入代金を冷静に判断する必要があるでしょう。「なんとなくもったいないから」という感情を元に判断すると、実際は損をしている、ということがよく起こります。
違法アプリでエンタメ消費
私は使ったことがないのでよくわからないのですが、世の中にはルールを逸脱した違法なエンタメ系アプリがあるそうです。本来何かしらお金を払うか、権利者(アーティスト)の認めた方法でしか聴けない音楽を無料で聴くことができるアプリなんかが有名みたいです。
「個人が使っててもバレない」「みんなやってる」こういった心理が働くのも、人間なのでわかります。本来有料の物が悪意のある人によって無料でばら撒かれてしまう世の中の仕組みにも問題はあるでしょう。しかし、使う人はルールを破っています。たとえ使う側にそれなりの合理性があっても、世の中のルールを破って利益を得ようとしている側に与することに違いはありません。堂々と胸を張って生きていけますか?その時使えるお金が少なくても、たかが音楽とかのエンタメのために、心の貧しさを自ら手繰り寄せるような行為はすべきではありません。
まとめ
一見、使うお金が少なくなるように見える行動も、長い目で見ると損な場合があります。
食費を削ったら、医者やダイエットで余計にお金がかかったり。
貰い物をため込んだら、それを保持する費用が嵩んだり。
違法アプリを使うと、貧乏根性が染み付いてしまったり。
是非、目先の損得に囚われず、本当に豊かに暮らすために必要な節約を検討してみてください!
【本日のオススメ本】
漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
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