【2020版】DTM用の自作PCパーツ選び解説

DTM

自作パソコンでDTM

いま一般向けに主流となっているパソコンのOS(基本的なシステム)はMacかWindowsです。それぞれ既に出来上がっているパソコンを選ぶこともできますが、Windowsのパソコンは自分でパーツを集めて組み立てることもできます。

一昔前までは、自作PCの方が同じスペックでも既製品より安く済む、というメリットがありました。しかし最近ではメーカー製の既製品や、パソコン専門店がカスタマイズして作ったBTOパソコンも非常に性能がよく価格が下がり、一概に自作の方が安いとも言えない状況です。

それでも、DTMユーザーにとっては、自作を選ぶメリットがあります。

DTMという限定した目的に即した構成を選ぶことによって、高いスペックでありながら既製品よりも安く抑えることもできます。さらに、「音」を扱う私たちにとって重要な、「パソコンの静音性」をカスタマイズできるのも自作の魅力です。

今回は、DTMユーザーが自作PCを組むとのきのパーツ選びのポイントを、それぞれのパーツごとにまとめてみました。

パーツ選びのポイント

CPU

CPUパワーは基本的にそこまで高くなくていいものの、重いプラグインを複数立ち上げたりすると処理が追いつかないこともあります。ここ2~3年以内に発売されたミドルレンジ以上のものを選ぶのがオススメです。基本的には、DAWのメーカーが推奨しているスペック以上のものを選ぶのですが、intelならCore-i5以上、AMDならRyzen5以上くらいがいいと思います。でもどちらでも大丈夫だとは思いますが、より安定性を目指すならばintelの方が無難でしょう(スペックに対して割高感はあります)。

マザーボード

CPUのチップセットに合わせたものを選ぶのと、もう一つ大事なのが大きさです。後述するケース選びにも関係しますが、DTM用途ならば高性能な(大きな)グラボを積んだりすることもないので、コンパクトなPCを組むこともできます。Micro ATXなどの省スペースなフォームファクタも選択肢に入ります。

あとはなるべく新しめなものがいいでしょう。M.2のSSDは積めた方がいいしPCI-ExpressやSATA周りも次世代基準に合うものを選んでおくのがいいと思います。

メモリ

CPUやマザーボードが決まれば、メモリはほぼその容量とクロックで選ぶようになると思います。基本はやはり容量です。DTM用途ならば最低16GB、32~64あれば結構安心、というところです。

ストレージ(ハードディスク)

これはもうほぼSSD一択だと思います。今はだいぶ安くなってます。予算に応じて容量の大きいものを選ぶべきでしょう。システム用にはM.2、サンプル音源などはSATA接続のSSD、というように分けるのも効果的だと思います。

グラフィックカード

DTM用途に高性能なグラフィックは必要ありませんが、とは言えCPUのオンボードグラフィックにせず、グラボを別に用意するのは全然アリだと思っています。DAWの画面のスクロールや、メーター、スペクトラムアナライザーなど動きが滑らかな方がいいものも多いです(今後DAWはグラフィック面もより進化していく?)。またCPUの負荷分散(グラフィックにパワーを割かない)という効果もあるかもしれません(ここはよく調べてないので私の推測です)。

結論として、割と低価格なファンレス(音がしない!うるさくない!)のグラボがオススメです。

電源

そんなに質の悪いものでなければ、550W程度のもので十分だと思います。ただ、私は念のため650Wの質の高いの使ってます。

光学ディスクドライブ

これがDTMユーザーにとって悩ましいところではないでしょうか。

結論として、内蔵の光学ドライブは私はもういらない(外付けで十分)と思っています。

言うまでもなく、今の音楽市場はデジタル、ストリーミングが中心です。CDを使うシーンは限られています。滅多に使わないディスクドライブのために、PC本体を大きくしてしまうのはあまりいい選択とは思えません。

ただし例外として、同人活動などで手焼きのCDをたくさん使う方は内蔵ドライブ必須だと思います。

ケース

ケース選びがDTMユーザーにとって非常に重要となるのは、まずその静音性だと思います。

音楽の作業をやるのに、PCからうるさい音が聞こえるとかなりの邪魔ですので、密閉性が高かったり、インシュレーターがしっかりしているものを選ぶといいと思います。

また、先述のマザーボードの大きさ、光学ドライブの有無などもケース選びに影響を与えます。PC本体が大きいと、その分作業スペースを食います。私の経験上、なるべくコンパクトで静音なPCがDTMには合うと思っています。

ケースファン

ケースファンも様々な種類がありますが、これが結構騒音に影響します。最近ではカラフルに光ファンなど出回っていますが、DTMをやるなら間違いなく静音性能の高いファンを選んだ方がいいでしょう。

CPUクーラー

CPUクーラーも、ファンが回っているのでその静音性能で選ぶといいと思います。CPUのオーバークロックなどしなければ、そこまでガッツリ冷やすタイプじゃなくても十分でしょう。

まとめ

DTMユーザーで、Windowsを使いたい人は、BTOパソコンなどもオススメではあります。

しかし、細かな条件を突き詰めてカスタマイズしていくと、自作PCほど融通がきくものはありません。

パーツ選びの手間やトラブルシューティングなど大変なことは多いですが、それも楽しかったりもします。自作派の方はぜひ今回のポイントもご参考に、オリジナルのDTM用マシンを組み上げてみてください!

【本日のオススメ本】

PC自作・チューンナップ虎の巻 二〇二〇【DOS/V POWER REPORT 特別編集】

サウンドハウス

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