便利な世の中
私は東京に住んでいますが、コンビニエンスストアはどのエリアでもそこら中にあります。
昔も今も、様々な商品が常に満遍なくあってとても便利なんですが、最近は商品の値段の面でもかなり企業努力していただいているようで、「コンビニで買うくらいならスーパーで安く」とも一概に言えない状況になっているようです。それくらい、コンビニは便利でありがたい存在です。
そんなコンビニも、すぐに行ける店が1つしかなければ一択になりますが、数件あってどれを選ぶか・・というシチュエーションも結構あります。
私は、あなたは、その時行くコンビニをどうやって選んでいるのでしょうか?
行きたいコンビニ
コンビニで売ってるものは、概ね大体同じです。
有名メーカーの定番商品はもちろん、コンビニ各社のプライベートブランドも大体同じような商品、同じような価格で競っています。
では私たちはどうやって行くコンビニを選ぶのでしょうか?
気分?
それもあると思いますが、もっと具体的にいうと、
「行くとなんか嬉しい」
コンビニだと思います。
アルバイトの店員さんの愛想がいいか、悪いか。
店内の掃除が行き届いて清潔か、薄汚れているか。
ちょっとしたことかもしれないし、お金を払って得られるものは変わらないと思います。でも、ちょっとでも行くと嬉しい気分になれるようなコンビニを自然に選んでしまっているのではないでしょうか。
”選ばれる”ためには?
コンビニに限らず、これからの時代には、益々モノやサービスが画一化されていきます。
一昔前、スマホと言えばiPhoneの右に出るものはなかったように思います。
ですが今は、Androidのスマホの性能の向上が著しく、コスパではiPhoneを超えると言ってもいいでしょう。iPhoneを支えた技術はAppleだけのものではなくなりつつあり、他のメーカーも真似できるようになりました。
そんな時代でも、人に選ばれるモノやサービスには、何が必要なのでしょうか?
iPhoneやAppleは、性能面で他の製品と差がなくても(コスパで越されていても)、根強いファンがいます。私が普段行くコンビニは、距離が同じファミマとセブンだったら店員さんの接客がすごく感じの良いファミマを選んでしまいます。価格とか、性能とか、客観的な数値で表せないような、人の気持ちに訴求する要素の価値が、今後益々高まっていくのではないでしょうか。
まとめ
コンビニは便利で、どれも同じようなサービスや品揃えです。
しかし、細かい部分での違いは必ずあって、私たちはどれかを選んでいるのではないでしょうか?
技術や情報が画一化されていくこれからの時代、よりそういった細かな違いが、人から選ばれるかどうかを分けていく、ように思います。
【本日のオススメ本】
コンビニ おいしい進化史 (平凡社新書0929) Kindle版
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