調理のアルバイト時代
私は学生時代に半年間、大手ファミレスチェーンのキッチンのアルバイトをしていました。
また、大学院を中退した後は、秋葉原のメイドカフェのキッチンで副店長をやっていました。調理はもちろん(結構しっかり作ってました)、日替わりメニューの組み立てや食材発注、管理もやってました。
飲食店はすごいです。調理においても無駄を減らして効率化するためのノウハウの蓄積があります。今回はそこで学んだ、ご家庭の料理でも使える調理の小技を3つご紹介します。
(今でも私は自炊するときにやってます!)
調理の小技3選
レトルトパウチは縦に折りたたんで使い切る
レトルトカレー、パスタソース、その他もろもろ、ある程度調理のすんだソース系のパックを使うことはよくあります。あれって、絞り出しても中にちょっと残ってるのが気になりますよね?
全部出し切って無駄なく使いたいものですが、そんなとき、道具は必要ありません。
まず、パウチの切り口は全部開けます。そして切り口に対して縦に半分、またさらに半分と、パウチの袋が縦長になるように折っていきます。そして底の方から指で挟んでギューッと切り口まで中身を絞り出します。これで無駄なくソースの中身を使い切ることができます!
食材や調味料は全て用意&時間のかかるものから仕込む
次は実際に調理するときの小技です。
食材や調味料は、調理の段階でその都度準備するのではなく、必要な量をまず出しておきます。テレビの料理番組みたいな感じです。お皿が増えるし、場所もとるしで多少面倒ではありますが、この方がミスも少なく、調理の時間を短縮することが可能です。
また、複数の料理を同時に作る時は、時間のかかるものから仕込みます。お湯を沸かす必要があったり、レンジで温めたりするものはまず火をかけます。その間に次々と食材を用意したり、切ったり、混ぜたり・・・していくという流れです。料理の最終段階で、全てほぼ同時に出来上がるようなイメージです。
先入先出し&賞味期限を手前に見えるように
最後は食材の保管方法です。
古くなった食材が、棚の奥や冷蔵庫の奥で日の目を見ないまま、半年後に気づいてゴミ箱へ・・・というのはよくある現象ではないでしょうか。そうならないためにも、古いものは手前へ、新しいものは奥へ、としまうのが鉄則です。
そして、食材の置き方にも工夫があります。賞味期限が書いてある部分を、手前側にして常に見えるようにおきます。そうすると、冷蔵庫や棚を見た時、食材がいつダメになるかがパッと認識できるようになり、無駄なく使っていけるようになります。
まとめ
料理、自炊はエンターテイメントです。
まずはレシピ通り作り、そこから作り手のクリエイティビティで無限の可能性が広がります。
ちょっとしたコツやノウハウで、料理は快適に、無駄なく楽しむことができます。
参考にしていただければ幸いです!
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