1988年生まれ
私は1988年8月10日に生まれました。
昭和最後の年、そしていわゆる”ゆとり世代”と呼ばれる年代に当たります。
同い年は皆、今年で32歳になり、世の中で活躍している人がいっぱいいます。
132万人
日本には1988年生まれが132万人いるそうです。(政府統計データより)
そして、世間的に有名な人が多く、俗に”当たり年”とも言われたりします。
大リーグ田中将大、タレント小嶋陽菜、俳優松坂桃李、女優新垣結衣、錚々たる顔ぶれが”タメ”です。
でも、タメは132万人います。
みんな普通の人が当たり前です。
同い年が生きる時代
私は、今の時代を築いてくれた多くの先人たちに感謝しています。
大変な時代を一生懸命に生きてくれたからこそ、この時代があります。
物質的にはとても満たされています。
でももしかしたら、精神的には満たされていないかもしれません。
上からゆとり世代と揶揄され、就職活動の時期にはリーマンショック後の景気低迷から就職氷河期に直面し、多くの大学卒業が東日本大震災と重なり、低成長な日本経済の中、100年に一度の世界的なウィルス流行に晒される、そんな時代に30代前半を生きています。
頑張りたいやつが頑張ればいい
学校教育では、勉強していい学校に行っていい就職先につくように言われてきました。
就職では厳しい競争で精神をすり減らしました。
大人になってからは世の中の働き方が多様化し、経済的には格差が大きく開いています。
私たちは社会を引っ張っていくために、もっと必死に頑張らなければいけないのでしょうか?
もっともっとお金を稼いで、自分たちを、日本を、豊かにしていかなければいけないのでしょうか?
私は、必ずしもその必要はない、と思っています。
みんながみんな、家族をもち、家や車をもったり、海外旅行にバンバン行ったりするような、一般的に言われる「幸せな人生」、それって本当に幸せなんでしょうか?
食べ物が安く、働き手は不足し、安価な娯楽は充実している。人口は減って空き家は増え、宅配サービスは充実し、どんな場所でもそこそこ不便なく暮らせます。
同い年のちょっとすごい人や、スーパースター達と比べなくても、立派に生きていけます。132万人の中で日本中から注目されるような飛び抜けた人にならなくても、身近な家族、友達、近所の人、よくいくコンビニの店員さんとかに優しく丁寧に接して、その存在だけで喜んでもらえるような人であれば十分ではないでしょうか。
ガツガツ頑張りたい人は、その人だけ頑張ればいい。
そう思っています。
まとめ
私たちは他の世代の人から、「比較されて」あーだこーだ言われることでしょう。
また、日本に132万人もいる同い年とも「比較されて」一喜一憂することもあるでしょう。
でも、そんな競争、参加しないのもアリではないでしょうか。
頑張ってる人、すごい人は応援するし、認める。
でも、比較して優劣をつけて、自分で勝手に落ち込むようなことをしなくても、きっと私たちは楽しく、幸せに暮らしていけます。
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