読書のコツはあまり教わらない
「読書がいい」、とはわかっていても、あまり読む気になれないのは何故でしょうか?
色々な要因があるとは思いますが、ある『コツ』を知っておくと、読書に対する捉え方が変わり、どんどん本が読みたくなってしまいます。
若い頃や学生時代、難しい本、つまらない本を苦しい思いして読んだ経験がある人は、これを知るだけで挫折せずに本が読めるようになります!
挫折しない読書のコツ
それは、
全体を最初から読まない
です。
読書といっても、様々な本があります。行間が大きく開いた、100ページにも満たない簡潔な本もあれば、原著が洋書(海外)で冗長な文が多く、日本語訳のために非常に読みづらくて、300ページを越すような骨の折れる本もあります。
「本は、最初から順番に、最後まで一字一句読まなければいけない」
という、先入観はないでしょうか?
本に書いてあることを全て吸収しようとするのはとても大変です。しかも、大抵の本では重要な部分は全体のごくわずかで、あとは補足的な説明や例示などが大半を占めています。
なので、例えば目次を眺めて興味ありそうな箇所だけピックアップして読む、なんていう方法も全然アリです。後書きから読んで、最終的にその本が伝えたいことを理解した上で、最初の方から読み進めていくという方法もアリでしょう。本に書いてある順番通りに、なんとなーく従うのではなく、自分がその本とどう向き合うかを考えながら読むことをオススメします!
読書以外にも応用
この方法は、読書以外にも応用できます。
例えば、試験勉強は合格点を目指して勉強するわけですが、出題される単元の最初からチマチマやっていたのでは埒があきません。
音楽でも、コンクールの課題曲やバンドでやる曲を、冒頭から一つずつクリアしていくのでは、本番までに最後の小節までしっかり練習できるかとても不安です。
多くの仕事ができる人は、アウトラインを描いて仕事をします。期限があって、そこまでにどうやって着地させるかを考えます。
このように、物事をがむしゃらに順番通り進めるのではなく、全体を把握してから自分が取り組む(読む)ところを選んでいく、というやり方をすると、あなたの読書や勉強や仕事や音楽の効率はグンと上がっていきます。
まとめ
読書で挫折しないコツは、『全体を最初から読まない』でした。
これは読書以外にも、勉強、仕事、音楽の練習にも応用できる考え方です。
大切なことは、全体を見通すこと、要点を見つけ出すこと、バランスよく進めることです。
頑張るあなたの参考になれば幸いです!
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